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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

実は似たもの同士?

11月6日、早朝宣伝に向かう車の中でラジオをつけると「(小沢民主党代表辞意表明にともなって)今の政治、一体どうなっているのかさっぱり解りません。何をやるうとしているのか全く見えません。食品の賞味期限切れが問題になっているけれど、自民党と民主党も賞味期限切れになっているのではないでしょうか」。思わず拍手をしたくなるようなコメントが耳に飛び込んできました。

「北海道新聞」のコラム欄では「対決姿勢を掲げる『野党印』のミンチに、いつのまに与党の血や心臓を混ぜ込んでいたのか。これでは『野党』の偽装だ。」とも。

信頼してきたものに裏切られると不信感におちいるのが常です。

わが家の大の“赤福”ファンはそれでも“赤福”復活を切望していますが、「自民・公明のあの政治だけは許せない」と。

野党第一党の民主党を選んだ有権者の怒りは一体どこに持っていけばいいのでしょうか。辞任表明のニュースを見て安倍前首相の涙目も小沢民主党代表の涙目も、国民の参院選での怒りの大きさを象徴したものに見えました。

国民が怒りを放り出してあきらめのムードにおおわれるのだけはくい止めねばなりません。

今だからこそ、「本物の党」の姿を打ち出すことが大事だと、心からそう思います。

「清田区新聞」07年11月11日付より