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日本共産党清田区女性後援会は25日、吉岡ひろ子さん(市議選予定候補)を何としても市議会におしあげようと、ハンドマイク宣伝やビラ配布、リンリン作戦(電話での対話)を集中的におこなう2回目の「女性デー」にとりくみました。
この行動には40人が参加。午前中の宣伝カーとハンドマイク4台による清田地域での宣伝・ビラ配布では、党清田区後援会の村岡忠義会長らが、共産党への支援を訴えました。
家の前で雪かきをしている人が訴えに耳を傾け、ビラを受けとって「ご苦労さま」「頑張って」と声をかける人もいました。
午後1時からは、西友前で女性後援会員がせいぞろいし、「よしおかひろこ」の文字パネルや「ひろ子団扇」をかざして街頭宣伝。マイクを握った吉岡さんはとくに、憲法改悪の手続き法案を5月3日までに成立させようとしている自民・公明を厳しく批判し、「4人の子どもを育てた母親の一人として、日本を『戦争する国』にする憲法改悪は絶対に許せない」と力をこめて訴えました。(写真)
女性後援会事務局長の紙雅子さんは「男性や炊事係の後押しなどもあり、熱い女性デーとなりました」と語っていました。
公明新聞23日付は、「『増税戦犯』は共産党が意図的につくり出した笑止千万のデマ」などという「編集メモ]を掲載しました。
「増税戦犯」という指摘は、一般紙が言い出した言葉です。「東京新聞」(2004年12月16日付)は、05年度予算での税制協議で「協議をぶちこわしたと自民党から宣伝される」ことより、「増税の戦犯となる」ことを選んだてん末を紹介しました。その記事でも、「うちが言いだしっぺだから」(公明党メンバー)と、「増税戦犯」を自ら自覚していました。
公明党は03年総選挙の「マニフェスト]で、「基礎年金の国庫負担割合の段階的引き上げ」を「理由」に、「所得税の定率減税及び年金課税の見直し」を掲げ、定率減税の廃止という増税と年金増税を提案したのです。
総選挙後、自民党も公明党に同調して、04年の国会では「公的年金等控除」縮小、「老年者控除」の廃止が決められました。05年には『住民税の高齢者の非課税措置」(所得が125万円以下)を廃止。また、所得税・住民税の定率減税を半減し、06年には全廃しました。
昨年6月、多くの高齢者が納税通知書をみて驚き、悲鳴をあげたのは、04年の二つの年金課税が実施され、住民税額と連動する国民健康保険料や介護保険料も増額したからです。
公明党は、こうした大増税路線を政党として一番初めに言いだしたのですから、「増税戦犯」といわれるのは当然です。
「しんぶん赤旗」2月24日付より要約
自・公・民3党は、今国会で国民投票法案の成立をねらっている。日本を「戦争する国」に変える改憲を強行する準備だ▼法案を5月3日までに成立させる日程を言いだしたのは、民主の枝野議員である。自・公・民3党が一致した背景には財界の意向がある▼「2010年代初頭までに憲法改正」が経団連の主張。法案は三年後施行だから、今国会で成立させれば、2010年には国民投票が可能だ。経団連の主張を念頭においた動きであることは明らか▼法案自体も国民主権を侵す改憲勢力に有利な内容だ。改憲に道を開く投票法案を、全力で廃案に追い込もう(河)
「清田区新聞」07年03月04日付より