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日本共産党
清田区市政相談室
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WEB「清田区新聞」

目次

宮内聡氏ら

道民要求で政府交渉

北の大本営、豊平区の戦争遺跡の保存を

日本共産党の宮内聡氏(衆院比例北海道ブロック予定候補)、岡ちはる小選挙区予定候補らは、21日、紙智子参院議員とともに、道民の切実な要求を掲げ、その実現を政府に迫りました。交渉は、来年度予算編成に向けたもので、10省庁にまたがっています。

政府交渉

22日は文部科学省に対し、戦時中東北・北海道から千島・サハリンまでを管轄していた戦争遺跡「旧日本陸軍北部軍司令部防空指揮所」(月寒中学校傍)の取り壊しを中止し、保存するよう要求しました。宮内氏らは考古学会の調査をもとに「全国的にも珍しい貴重な遺跡」と高く評価されていることを紹介し、その存続を求めました。

コンブ漁民など零細漁民の経営の安定を

水産庁長官に要望書を手渡す

農林水産省では、山田修路水産庁長官に対して、政府が来年度から実施予定の「漁業経営安定対策」でその加入用件に合致するのは全道の漁家のわずか9%にしか過ぎないことを具体的な数字をあげて明らかにし、「コンブ漁民など零細漁民の経営の安定を図るため、多くの漁業者、漁民が対象になるように改善してほしい」と訴えました。山田長官は、「たくさんの人が制度に入れるようにしていかなければならないと思っている」と答えました。

写真は宮内氏が水産庁長官に直接要望書を手渡しているところ。

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真栄地域で宣伝行動

戦争支援でなく和平のための貢献を

真栄地域でのハンドマイク宣伝隊
真栄地域でのハンドマイク宣伝隊

24日、党清田区市政相談室長の吉岡ひろ子さんを先頭に真栄地域に2組のハンドマイク宣伝隊が出動しました。この日、海上自衛隊の補給艦などがインド洋から帰還したことにも触れ、「アフガニスタンでのアメリカの報復戦争支援ではなく、現地ですすめられている和平の努力を実らせるため日本は貢献すべき」と12ヵ所で訴えました。

また、これに先立つ16日には、日本共産党清田区女性デーを実施、25ヵ所の宣伝をしました。灯油高騰など、国民のくらしの大変さにはまったく見向きもせず、「新イラク特措法」の成立ばかりに無我夢中になっている自公政権を厳しく批判すると、訴えに聞き入る人から「頑張って下さい」と激励されていました。

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コラムコラム「清風」

「アイヌの人達は自然といっしょに生きているんだよね。(中略)地球温暖化などの問題が世界中でたくさん出ているけれどアイヌの人達のように自然と人間のバランスを考えて暮らすときっとこんなことにはならないと思うよ。」11月24日の「道新」に紹介された小学校5年生の作文です。あまりにも素直な気持ちに感動し、同時に21年前のことを思い出しました▼それは1966年10月、衆議院本会議で児玉健次衆院議員(当時)の質問に対し、中曽根首相(当時)が「私もまゆ毛やヒゲが濃いしアイヌの血が相当入っている」と述べ、道内は勿論、国内の多くの人たちから怒りと抗議が巻き起こったことです▼吉岡さんが11月8日「アイヌもんよう美術館」を訪問して、「旧土人保護法」が10年前まで存在していた事を知りアイヌへの認識不足を痛感したといっていました▼日本共産党は、第12回党大会(1973年)で発表した「民主連合政府綱領」でアイヌ問題を日本における民主主義の自由と権利の擁護の課題と位置づけ「民族の権利の擁護、差別の一掃」を提起しました。その事を具体的に取り組む宣伝組織者として私がその任務に就きました。私はアイヌの人々の中での活動で、誰よりも民主主義の思想を教えていただいたと思って感謝しています(荒)

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「清田区新聞」07年12月02日付より