Since 2007/03/08
ある寒い夜、雪かきをしていました。新雪が街灯に照らされて宝石のようにきらきら輝いていた夜でした。
そこに突然赤いチャンチャンコを着た娘があらわれ、小さなショベルでヒョイヒョイ雪をかいてくれました。
民話にでてくる雪わらしこに会ったみたいな楽しいしあわせな気分にしてくれました。
もう20年も昔のことですが、大切な大切な宝物。
2月10日、中学3年生の少女が「NO! うちに帰りたい」と何時間も叫び続け米兵にレイプされました。我が家の3男と同い年…。
06年1月3日、横須賀で現金を奪われ殺された50代の女性。ささやかなしあわせをつかんだ矢先のことでした。
昨年10月14日、広島市で4人の海兵隊員にレイプされた女性、そして30年前横浜で米軍機が墜落し、3歳と1歳の男の子を失い、自らも地獄以上の苦しみの中で息を引きとった林和枝さん。
輝くはずの命が、大切な宝物が無残にズタズタにされてしまいました。何度も何度もズタズタにされてきました。
それなのに、どうして国民の代表たる者たちは、本気で怒ることができないのでしょうか。人のような顔をしているけれど、実は人造人間なのではないかと疑ってしまいます。
政府は、国民を守りなさい! 米軍基地はいらない! マリンズ・ゴー・ホーム! 米兵はアメリカに帰りなさい!
「清田区新聞」08年02月24日付より