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10月17日、息子のはじめての駅伝の日、応援の為に、16日昼過ぎ家を出て、夫とともに車中泊でソワソワの落ちつかない朝を迎えました。
道東の町、標茶町は草木のかおり漂う広々とした町。町民の方もたくさん応援に出てくれていました。
やれ海草はダメ、しいたけはダメと偏食の子が何でも食べられるようになりました。朝練の為に毎朝五時に起きる寮の生活は楽ではないにちがいありません。親の見えないところで苦悩や葛藤を日々くりかしていることでしょう。
以前高校の先生をしていた日曜版読者のKさんが、自分の教え子たち83人を紹介してくれました。
「教え子たちを戦争に送り出したくない。ワーキングプアにしたくない」。だから共産党の選挙を応援するとおっしゃっていました。
人権を奪われ、兵士として戦場に行き、その後遺症に苦しむアメリカの青年。あす、あさっての生活しか考えられない日雇いハケンで働くネットカフェで寝泊りする日本の青年の姿に我が子の姿が重なります。
親として、教師として色んな立場から、若者が夢や希望をもてる社会をつくるために今、力を合わせなくてはならない時ではないでしょうか。
全力疾走で。
(10月22日記)
「清田区新聞」08年10月26日付より