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日本共産党
清田区市政相談室
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

交通安全の黄色いカバーのように

4・5演説会では、年度初めの日曜日でお子さんやお孫さんの新入学や進級など、なにかと気ぜわしいなか参加してくださったみなさん、ほんとうにありがとうございました。

当日の朝まで参加予定は100人に達していなく、最後の最後までハラハラしての準備だっただけに無事終了して、ほっとしています。当夜、久しぶりに太田真希さんのファーストアルバムを聞きました。リリックソプラノの情感あふれる彼女の歌声を聞きながら気持ちよーく眠りにつきました。

翌日は小学校入学式の日でしたが中学校、高校、大学とその後続きます。

本来希望に満ちた新しいたびたちの季節のはずなのですが今年ほどつらい4月はありません。

経済的な理由での退学・休学・入学辞退の増加は憲法や教育基本法でうたっている「みんなが等しく教育を受ける権利」がないがしろにされていることを露呈しています。

入学ほやほやの1年生のランドセルにはみんなそろって黄色い交通安全のカバーがかけられています。交通安全のカバーがみんなにかけられるように、1日も早くみんなが平等に教育を受けられる日本にしなければ、と思わずにはいられません。

日本共産党の「学費提言」(「世界一高い学費を軽減し、経済的理由で学業をあきらめる若ものをなくすために」)の実現を迫られる09年4月です。

(4月8日記)

「清田区新聞」09年04月12日付より