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日本共産党
清田区市政相談室
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WEB「清田区新聞」

「海賊対処法」は
海外派兵への地ならし

清田区革新懇が行動

核兵器廃絶、「九条守れ」と

「9の日行動」

清田区革新懇は9日、毎月9日を中心に行っている「9の日行動」で西友清田店前で街頭宣伝と署名活動を行いました。(写真)

加盟団体などから9人が参加、「核兵器廃絶」と「憲法改悪反対」の署名を訴えました。

若者がこころよく署名若者がこころよく署名=9日、西友清田店前

各団体代表らがハンドマイクで「世界は核廃絶へとかじを切ろうとしているなかで、唯一の被爆国の日本こそそのイニシアチブをとるべき」と強調しました。また「海賊対処法」の危険性や九条改憲の発議にむけた「憲法審査会」の始動など「戦争する国家」づくりの動きを告発、国民的反撃を呼びかけました。

買い物客や通りすがりの若者が署名に応じていました。

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問われているのは21世紀の日本

政権争いのわくこえた選択を吉岡ひろ子氏が強調

通勤・通学客に訴える吉岡氏と後援会員ら

9日朝、日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は地下鉄南郷18丁目駅頭で定例の街頭宣伝を行いました。(写真)

通勤・通学客に訴える吉岡氏と後援会員ら

吉岡ひろ子氏は定例市議会の議論を紹介しながら、国の政策や制度を改めなければ地方自治体の努力だけでは市民の暮らしや権利が守られない実態を告発、「2大政党の『政権争い』のわくにとどまっては、国民の苦難の解決方向も核兵器や戦争で苦しむことがないという21世紀の日本の将来像も見えてきません」と総選挙の意義と日本共産党の役割を強調、ルールある経済社会、自主自立の平和外交をめざし、日本の政治の中身を変える党の躍進を訴えました。

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憲法を生かす政治に

はたらく女性の集会開く

はたらく女性の全道集会

6日、第43回はたらく女性の全道集会(同実行委員会主催)が開かれ、各地から200人余が参加しました。(写真)

土岐由紀子実行委員長は「憲法が生かされる政治がいまこそ求められています。そのための運動をすすめ、共同を広げましょう」と呼びかけました。

はたらく仲間のメッセージコーナーでは医療・介護、教育、子育て、パート、中小業者の各分野から報告がありました。

ジャーナリストの伊藤千尋氏が「生かそう憲法―あなたが輝いて生きるために」と題して講演。外国特派員をしていた伊藤氏はアフリカや中南米での取材経験を語り、「アメリカや南米を見ると世界は変わってきています。日本でも各地の九条の会の運動が広がり、変化が生まれています」と述べました。

集会後、参加者は市内中心部にむけてパレードしました。

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高層ビル計画見直せ

札幌市議会補正予算に井上市議反対

井上ひさ子市議井上ひさ子市議

札幌市議会第2回定例会は4日、一般会計補正予算などを可決し終了しました。

日本共産党の井上ひさ子市議は、創成川地域の再開発事業で市民交流複合施設と一体で創成川地域に超高層ビル開発計画を推進するための事業推進費などを盛り込んだ補正予算に反対しました。

井上氏は工事費も市費負担も明らかでない、売れ残った場合に市が抱え込むことになり、ばく大な税金を投入することになる懸念がある、市民にまったく知らされておらず市民合意がないとし「このまま基本計画をつくり、設計、工事着手に進むべきでない。過剰な大型開発計画は見直しを」と求めました。

また市直営の「あかしあ学園」、「第2かしわ学園」、北方自然教育園、月寒公民館に「指定管理者制度」を導入する3議案について、経費削減のために労働条件悪化と不安定雇用をもたらすと同時に市民サービス低下を招くとし、いずれも反対しました。

共産党などが提出した高校授業料の減免・奨学金制度の拡充を求める意見書、4月実施の「要介護認定制度の見直し」の撤回を求める意見書など10の意見書を可決しました。

小沢一郎前民主党代表ら自民・民主国会議員がからむ「西松建設献金事件の徹底解明を求める意見書」は民主と自民、公明などの反対で否決されました。

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家族従業員の給与認めて

大門参院議員招き国会報告会

大門実紀史参院議員大門実紀史参院議員

「中小企業の家族従業員の給与を認めて」と北商連婦人部協議会と日本共産党国会議員団事務所は7日、国会で政府を追及した大門実紀史党参院議員を招いて国会報告会を開き、約60人が参加しました。

自営業者とともに商売を行う家族の働き分を必要経費として認めない所得税法56条。個人単位で課税する同法の原則から逸脱し、配偶者や家族の人格をも否定するもので、廃止せよとの声が広がっています。

3月下旬の参院財政金融委員会で大門氏が「働く人の給与を認めないのは税法上の人権にかかわる。見直しを求める」と要求、与謝野馨財務相は「研究する」と答弁しました。

大門氏は「海外の事例も集め、矛盾も研究し“厚い壁”を突き崩しました。これからのたたかいが大きなカギを握っています」と呼びかけました。

宮内聡衆院比例候補は主催者あいさつで、「財務相答弁はこれからの運動の力になります。ゆがんだ日本の税金の取り方を正すたたかいとして56条を廃止させ政治を動かしていきたい」と述べました。

岡ちはる衆院比例候補(2区重複)、松井ひであき衆院1区候補をはじめ吉岡ひろ子党清田区市政相談室長など地方議員、候補も参加しました。

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コラムコラム「清風」

6月5日、ノーベル賞受賞者の益川敏英氏が千葉大学の「九条の会」で講演、「学問とは自由を獲得していく過程であり、社会の構造や変化を知る見方を学ぶことである」と強調した▼ところが「学問」の実態は「高収入」「名誉」を得るために身に着けるべきもの、あるいは競争社会に勝ち抜くために奉仕するものにされている。「なんとか工学」なる金融の魔術的仕掛けに世界が翻弄されたのも記憶に新しい▼学問とは「学び、習うこと。体系づけられた知識と研究方法の総称」などという辞書的解釈だけでは似非(えせ)学問、似非科学を見抜くのは難しい。(郎)

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「清田区新聞」09年06月14日付より