Since 2007/03/08
8月30日投票の総選挙は自公政治に決定的な審判を下し、「国民が主人公」の新しい日本をつくる時代を開くものとなりました。
日本共産党は現有9議席を維持、得票数で前回を上回り善戦、健闘しました。
清田区では党と後援会が猛奮闘、「自公政治はもうごめん」との有権者の強い意志が民主党へ大きく向かうという難しい局面のなか、「建設的野党」―日本共産党の必要性・役割を訴えてたたかい、得票を伸ばし、得票率でも前回を維持する健闘をみせました。
2009年衆院比例 | 2005年衆院比例 | 増 減 | ||||
得票数 | 得票率 | 得票数 | 得票率 | 得票 | 率 | |
清田区 | 4,684 | 6.8% | 4,323 | 6.8% | 361 | 0.0% |
全 道 | 241,345 | 7.26% | 241,371 | 7.48% | −26 | −0.22% |
日本共産党清田区後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は1日朝、国道36号線沿いの真栄歩道橋脇でバス停の通勤客らに総選挙の結果を報告しました。
吉岡氏は自公が敗北し政権が交代することになった選挙結果は、自公政治に決定的審判を下し、日本の政治を前向きに進める一歩になったと強調、「国民の政治を変えたいという期待が民主党に集中するなか、議席を維持し得票を増やしたことは貴重な成果」とし、支持、支援への感謝の言葉をのべました。
通行車両やバスの窓越しにたくさんの声援を受けていました。
総選挙で「清田区新聞」読者のみなさんのご支援、ご協力に心から感謝いたします。
「政治を変えてほしい」という声が民主党の得票を大きく押し上げる選挙戦のなかで、全国で9議席を維持し、清田区でも得票を増やし、得票率を維持する貴重な成果をあげることができました。目標に届かず、北海道の議席を獲得することができなかったことは残念ですが、来年の参院選、次の地方選の議席獲得への足がかりをつくることができました。
掲げた公約の実現めざしてたたかうとともに、「国民が主人公」の新しい政治を切り開くために全力で奮闘する決意です。
今度の総選挙で清田区の日本共産党と後援会は新しい政治をめざし「自公政治に決定的審判下そう」と全力をあげました。
「しんぶん赤旗」号外、マニフェスト配布やメガホン隊には「初めて」という人も多数参加し、かつてない規模に。また支持をひろげる運動も過去最高の支持確認数を達成し、投票日当日の「棄権防止」の呼びかけもかつてない規模でした。
その結果、北海道での議席獲得はできませんでしたが、難しい情勢のなか、得票の上積みという貴重な成果につながりました。
今後はどんな条件下でも議席を争う力をつけるため、党組織と後援会の強化拡大を図ることにしています。
まさに歴史的選挙結果だ。自公政治への国民の怒りが投票に現われ、「一票で政治は変えられる」と国民が学んだことの意義は大きい▼むろん、とりあえずの受け皿とみなされた民主党の政治姿勢や政策が国民に支持されたと見ることはできぬ▼民主党への不安や疑問を抱えつつ「でも、とりあえず民主党」との選択をしたと語る人も少なくない。正しい選択とはいえぬがその切なる気持ちに共感することを忘れてはならぬだろう▼国民に「建設的野党」の訴えを果たして届け切ったかと問われれば力不足を認めなくてはならぬが、この難しい風のなかで議席を守ったことの意義もまた大きい。(さ)
「清田区新聞」09年09月06日付より