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日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
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札幌市清田区真栄2条1丁目8-7
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FAX:
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WEB「清田区新聞」

新政権のもと
臨時国会が開会

要求実現へ
国民運動呼びかける

10月26日、臨時国会が開会し、鳩山首相が初の所信表明演説を行いました。演説は「『歴史を変える』意気込みで国政の変革」と決意を語りましたが、肝心の「変革」の中身に具体性は乏しいものでした。

日本共産党清田区後援会はさっそく27日早朝、街頭で「国民運動強め、世論を高め、要求実現の国会にしよう」と呼びかけました

通勤客らに訴える吉岡氏通勤客らに訴える吉岡氏=27日、地下鉄南郷18丁目駅頭

27日の宣伝で、吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は「首相の演説は、意気込みは伝わるものの、後期高齢者医療制度の廃止、労働者派遣法の抜本改正、沖縄新基地建設問題など、肝心の問題では具体策がありません。自らの献金虚偽記載問題でもあいまい。新政権には税金の使い道の優先順位の問題、財源を庶民増税に求める問題、軍事費と大企業・大資産家優遇という『聖域』にメスを入れる姿勢が見られないという問題が」と指摘、「日本共産党は『建設的野党』として、草の根の運動とむすんで要求実現の国会にするためがんばります」と党の立場をのべ、「運動を強め、世論を高めましょう」と呼びかけました。

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来年の参院選

はたやま和也氏を擁立

決意を語るはたやま氏決意を語るはたやま氏=21日

10月21日、日本共産党北海道委員会は、来年の参議院選挙北海道選挙区(定数2)に、はたやま和也党道委員会政策委員長(38)=新=を擁立すると発表しました。

はたやま氏は1971年宮城県生まれ。宮城教育大卒、道教育大大学院釧路校修士課程修了。北海道で中学校教師を勤め、06年から党道委員会政策委員長。07年参院選に立候補しました。家族は妻と一女。趣味は将棋、野球。

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子育て、医療要望聞く

大門・紙議員、はたやま氏ら

共産党が国政懇談会

国政への要望などがだされた懇談会国政への要望などがだされた懇談会=23日

日本共産党国会議員団道事務所は23日夜、札幌市内で国政懇談会を開催、労働組合や民主団体の代表、市民ら50人が参加しました。参加者から共産党への要望が出され、新政権の見方、対応などについて大門実紀史、紙智子両参院議員、はたやま和也参院選挙区候補と意見交換しました。

同日に、生活保護世帯の母子加算復活が閣議決定され、当事者や支援者などから喜びの声があがりました。

母子加算復活を求め審査請求した、伊賀理香子さんは5歳の娘と参加、「これまで娘につらい思いをさせてきましたが、これからは温かい生活が送れます。共産党や多くのみなさんの力がなければ復活はありませんでした」と声をつまらせ感謝の言葉をのべました。

大門氏は、参院選までが要望を押しこみ、国民要求を前進させるチャンスであり、要求を受け入れさせる運動を強める必要があると強調しました。

紙氏は、この間の動きは、社会保障や医療、福祉、介護を守るたたかいをすすめ、国民の世論と運動が切り開いてきた成果だとのべ、さらに前進させるため全力をあげることを表明しました。

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お母さんのがんばり すばらしい

政府を追い込み母子加算が復活

道生存権裁判支援する会総会

支援への感謝をのべる原告の母親ら=24日支援への感謝をのべる原告の母親ら=24日

顔も実名も出してたたかった、お母さんたちのがんばりはすばらしかった」―。生存権を守るたたかいの先頭に立った母親らに大きな拍手が起きました。

生存権裁判を支援する北海道の会(代表・青木紀北大教授)は24日、第3回総会を開きました。

「生活保護の母子加算廃止は憲法25条の生存権を侵害し、子どもの権利条約に反する」と訴えている道生存権裁判。札幌、小樽、北見の母親8人が、母子加算を削減・廃止した市の処分の取り消しを求めています。

子どもの成長を願う母親らが勇気を持って立ち上がったことに支援の輪が広がり、母子加算の12月からの復活が、23日の閣議で決定しました。

8人の原告のうち菊地繭美さんら5人と、審査請求人の伊賀理香子さんが壇上に立ち、「皆さんのおかけです」「久しぶりに子どもと楽しいお正月を迎えられそうです」と、涙を浮かべながら支援への感謝をのべました。

今後の活動について裁判は取り下げを含めて検討するとともに「会」は活動を継続し、全国の運動を支援していくことを決めました。

日本共産党の紙智子参院議員、民主党の山岡達丸衆院議員があいさつをしました。

総会終了後、支援者らは会場を移し、原告を囲んで「勝利集会」を行い、労をねぎらい合いました

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コラムコラム「清風」

鳩山首相は「友愛政治」を熱っぽく語った。具体策に欠けるが、自らの政治信条を吐露する所信表明は、自公政権にはなかった。新鮮に受け取った人も多かったろう▼その中で「戦後行政の大掃除」が力説された。大掃除の対象は、組織と事業、税金と予算編成のあり方―の二つだという▼はてな、である。長年にわたる自民政治の害悪は大企業・財界中心、日米軍事同盟中心の政治にあった。この二つの政治悪の大掃除こそ必要ではないか▼総選挙の勝者は「国民一人ひとりだ」と鳩山さん。その言やよし。ならば、二つの政治悪の転換こそ、国民の願いにかなうと知るべし。(倉)

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「清田区新聞」09年11月01日付より