Since 2007/03/08
28才のHさん、仕事の途中で、街頭に貼られている1枚のポスターが目に入りました。
ポスターには「私たちモノじゃない」と書かれてあり、「自分の気持ちとぴったりだ!」と感激しました。
それまで日本共産党にはいいイメージをもっていませんでしたが、昨年の衆院選挙では共産党に1票をたくしました。
Hさんは今「しんぶん赤旗」日曜版を購読し、夜勤あけの23日、新春のつどいに参加してくれました。
31才のNさんは昨年3月でDVDやゲーム機などを製造する会社の派遣切りにあい、以降35社ほどの会社で不採用になり失業中です。
Nさんは言います。「去年の選挙は民主党に入れた。でも特に民主党を支持しているのではなく、とにかく自民党を落としたかった」「いろいろ話をしてすっきりした。将来は結婚もしたいし、正社員の口を探していたけれど、とりあえずアルバイトでも探します」と。
「私たちモノじゃない」のポスターにはさらにこう書かれています。「人間らしく働ける職場を 暮らしていける賃金を」
人間を使い捨てにする日本で、もがきながらも懸命に生きている青年の声を無駄にするわけにはいきません。
(1月27日記)
「清田区新聞」10年01月31日付より