Since 2007/03/08
紙智子参院議員の母校でもあり、スポーツが活発な恵庭南高校で、23日全道高校駅伝があり応援に行ってきました。
ずっと、弱いチームと言われてきた今年のM高校駅伝チームでしたが感動的な展開で見事優勝を果たしてくれました。
同じ中学校の後輩の1年生がゴールのテープを切ると、迎えた部員の輪の中にうもれました。
みんな感激の涙です。
ふたりのおかあさんと一緒に、しばらくゴールそばでみていると、アンカーを迎える様子はチームにより様々です。
8位のチームがゴールに近づいたときです。黄色いジャンパーの一団が遠くからすごい勢いで走ってきて、アンカーを迎え抱きかかえました。
アンカーの子は地べたに座り込んだまま、泣くじゃくり繰り返し謝っています。指導者らしき人が、「これで3年続けて入賞だ。たいしたもんだ」と励ますとほかの部員みんなもおおきくうなづき泣いています。
さいごのランナーの子の気持ち、みんなの気持ちが伝わって私たちももらい泣きをしましたが、実にさわやかなチームでした。
日々の努力の上に重ねられた結果は違っても、経験は人生の土壌を豊かにしてくれるに違いありません。
温かいつながり、絆があってこそ、頑張りがむくわれるのだと教えられた「青春の涙」でした。
(10月27日記)
「清田区新聞」10年10月31日付より