Since 2007/03/08
カウンタ

日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
〒004-0832
札幌市清田区真栄2条1丁目8-7
TEL:
011-888-6777
FAX:
011-888-6776

吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

元園芸部

きょうの最高気温は17度、陽の当たらない事務所で、パソコンに向かっていると、おしりがひんやりしてきます。

道東では、今朝の最低気温が氷点下の地域もありました。我が家では、夫が植えたトマトの苗が、たよりなげに空を見上げています。

とはいえ、毎日見ていると、ものすごい勢いで草花は成長をつづけているのが分かります。

夕べも薄暗い中、駐車場と家のまわりの草を刈りました。

玄関先にも、ワスレナグサが、何本か生えているのですが、刈らずにそのままにしています。

草取りはなかなか難しいのです。そして楽しいのです。

刈るのが惜しい雑草を「刈るべきか、刈らざるべきか」。雑草のように、どこにでも生えてくる花を「刈るべきか、刈らざるべきか」――。

草取りは手を動かすだけではありません。正しい判断を、時にはこの場合弱者に当たる草花と対話もしなければなりません。

草を刈ったあと、自生している三つ葉を採りました。今朝のおかずとなって、胃の中に収まりました。

高校時代、私は園芸同好会に所属していました。やることといえば、殆ど草取りです。

何が良かったかというと、汗をかいて草刈りをした後に食べるアイスキャンデーと、他のクラブ(昔は部活のことをこう言っていた)にはない“まったり感”――だったような気がします。

(6月1日記)

「清田区新聞」11年06月05日付より