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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

安堵した夜を

今朝、少し草取りをしました。

初秋に咲く紫色の花が、あんまり増えているので、半分くらいにしました。

つぼみを着けはじめようかとしているこの時期に、何とむごいのう――と思いながら根こそぎ抜き取りました。

おかげさまで雑然とした我が家の花畑も、多少はすっきりとなりました。

花たちは元気に夏を迎えているのですが、夫がつくっているトマトやピーマン、なす、枝豆は日陰のせいか思わしくありません。

この頃ようやく夏らしくなって来ましたが、それでも30度を越すことは余りありません。

被災地では2万人以上の方が30度、35度という中での避難所暮らしを続けています。

仮設住宅に入れば入ったで公的支援は打ち切られています。

14日、美しが丘で「救援ボランティア報告会」があって改めて参加者一同が、被災地に思いをはせました。

集まって語りあうことで、次の行動にもつながっていくような気がします。

「こんな時だからこそ、国民が一致団結して行かなきゃならん」そう強調するIさんの願いは万人のものだと思います。

報告会のあと、参加したIさんから、「赤旗」日曜版に投稿した俳句が載ったというメールが届きました。

短夜や枕の下の文庫本

気仙沼の被災者もどこの被災者も、安堵した夜を早く迎えられるよう願わずにはおられません。

でも、願っただけでもおられません。

(7月20日記)

「清田区新聞」11年07月24日付より