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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

子どもの声を聞いて

6月末から週1回で辻演説を始め、14回を数えました。

昨日は風のないかんかん照りの中、里塚地域で4カ所やりました。

夏休みが始まった公園では、子どもたちが遊んでいて、演説中の私の目前に来て、話しかける子もいます。

党のミニ宣伝カーを見て、「この車を見たの2回目だよ。今度いつ来るの?」という子もいます。

砂でつくった団子を見せにきた子どももいます。

もっと子どもたちと話していたい気持ちを振り切って手を振りながら、福島の子どもたちに思いが及びました。

虫取り、水遊び、さかなすくい、毎日のように川で遊びほうけた半世紀昔の、私の子ども時代。いやなことがあっても、私を大きく包んでくれた山や川、そして空。

放射能汚染で、震災以来1日として外で遊ぶことのできない福島の子どもたちは、どれほどストレスがたまっているでしょう――。

アメリカの押しつけのもとで、原発が日本に作られてから、一貫して国民に「安全神話」をふりまき、「原発利益共同体」が巨大な利益を欲しいままにしてきた――そのつけを国民の肩に負わせるのが昨日決まった第2次補正予算です。

政府は、「安全神話」にとらわれない専門家たちの英知と力を総結集した体制で収束に全力をあげるべきだし、原発をやめますと決断して欲しい!

でも、共産党以外の政党には、子どもたちの叫び声ではなく、「原発利益共同体」の圧力の声が聞こえるようです。

(7月27日記)

「清田区新聞」11年07月31日付より