Since 2007/03/08
札幌市が乳幼児検診の民間委託化にむけて動いています。
市は乳幼児検診を担当している医師や保健師を、児童虐待対策に回したいという事らしいですが――。
4カ月、10カ月、1歳半、3歳と4回にわたって実施している乳幼児検診を、札幌市が民間委託化にむけて、医師会や小児科医会に打診し断られています。
きょう、新婦人の子育てサークルに参加しママたちと交流する機会がありました。
28度という中で、水遊びをしたあと、すいとんを食べて、松谷みよこの絵本「まちんと」の読み聞かせをしました。
札幌市が進めようとしている、乳幼児検診の民間委託化について、状況を説明し、ママたちの意見を聞きました。
「今でも、コンビニ受診といわれるぐらい、小児科は混んでいる」
「BCGやポリオ摂取で病院に行くときも、病気をもらって来ないよう気をつかっている」
「1歳半検診で言葉の遅れを指摘され、サポートを受けてきた」
「児童虐待はもっと根本的な解決が必要で、虐待対策だからと、市の都合で、机上の考えで民間委託し、質を下げるのは腹がたつ」
「午前だけでなく午後もするとかしてほしい」
「待っている時間は苦にならないし、むしろ同じ年頃の子どもたちが一緒なので楽しい。」
という意見が上がりました。
市政を司っている皆さん、この声を聞いてください。
(8月3日記)
「清田区新聞」11年08月07日付より