Since 2007/03/08
※4人家族 30代両親と子2人 | |
札幌市 | 456,500円 |
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さいたま市 | 397,100円 |
新潟市 | 390,600円 |
大阪市 | 428,700円 |
京都市 | 453,700円 |
岡山市 | 430,800円 |
福岡市 | 468,000円 |
国民健康保険会計全体に占める国庫負担は84年には約5割だったものが、08年には24%にまで下がりました。その間に1人当たりの保険料は約2倍にも。これが、保険料の高騰→滞納者の増加→国保財政の悪化→保険料の高騰、という悪循環を招いた原因です。こうした「構造」のため、「差し押さえ」の脅しや短期証・資格証など、保険証「取り上げ」で国保料収納をはかろうとしても、収納率低下に歯止めがかかりません。
年間所得の1割を超えてしまう高額な保険料。これでは払いたくても払えない人が増えるのも当たり前です。
08年の全国は6月1日までの速報値 | |||
比較割合 (加入世帯比) | 2007年度 | 2008年度 | |
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滞納数 | 札幌市 | 18.6% | 22.6% |
全国平均 | 18.6% | 20.6% | |
短期証 | 札幌市 | 10.8% | 13.6% |
全国平均 | 4.5% | 5.7% | |
資格証 | 札幌市 | 3.2% | 4.0% |
全国平均 | 1.3% | 1.6% |
この流れを転換する唯一の手だては、国庫負担を増やして保険料の引き下げや減免制度の拡充を行い、滞納を減らすことです。日本共産党は国の責任による保険料の値下げを緊急に提案しています。
同時に自治体の姿勢も問われています。住民福祉の機関として、“国の悪政の防波堤”となり、住民の負担軽減に尽力することが求められます。
吉岡ひろ子日本共産党清田区市政相談室長は、「払いたくても払えない高額な国保料の軽減、減免制度拡充のため力尽くします。当面、1世帯1万円の国保料引き下げを実現させます。また“非道”な保険証『取り上げ』『差し押さえ』という行政の姿勢を改めさせます」と話しています。
清田区革新懇は9日昼、国道36号線沿いの西友清田店前で、毎月定例の「9の日行動」の街頭宣伝を行い加盟団体などから8人が参加しました。
マイクをとった清田区革新懇事務局の松崎さんは「来るべき地方選挙は、民主党政権が進めている国民犠牲の政策に厳しい声を突きつける選挙。また自治体に国の悪政から住民を守る“防波堤”の役割を果たさせる選挙」と指摘、「アメリカと財界追従の政治を変える主権者の意思示そう」と呼びかけました。
同世話人の田中さんはTPP(環太平洋経済連携協定)問題に触れ「民主党政権が米国中心のTPPへの参加を進め、食料・経済主権を売り渡して対米追従を強めようとしているのは時代錯誤。米国主導のTPPはアジアの協力強化や地域統合とは別物。結果的にASEAN統合にくさびを打ち込む形になり、東アジアの協力強化に対立するもの」と指摘。「地域経済を守るため声あげよう」と呼びかけました。
新婦人清田支部の小林さんは「『核兵器のない世界』にむけ、昨年のNPT再検討会議の成果をさらに前へ進めるため、がんばりましょう」と訴えました。
清田区の日本共産党女性後援会は11日、終日宣伝、支持拡大に取り組みました。
宣伝チームは午前中、宣伝カーと随行車に分乗、区内4カ所のスーパー前でにぎやかに街頭宣伝。お昼のカレーライスので元気をつけ、午後もフル回転しました。
支持拡大チームも電話での訴え、「しんぶん赤旗」の購読呼びかけで終日奮闘。大きな成果を挙げました。
民主党政権の支持率低下に歯止めがかからない。かといって旧勢力の自公の支持が回復しているわけでもない。国民はこの政治の閉塞状況の中で、託すべき政治勢力を模索しているのだ▼そこで正体は旧勢力なのだが、目新しさで耳目を奪うべく、「地域政党」を称するごとき「雨後のタケノコ」政党が、やれ、札幌でもやかましい▼「共産党があるでしょう」と大きな声で言うのだが、日米支配層の大戦略に従う大手メディアは「共産党を選択肢にはさせない」「表舞台には立たせない」という不文律下にあるので、国民が簡単に耳を傾けてくれるというものではない▼自らを強め、鍛えて、今を模索する国民の胸の中に、魂を揺さぶるメッセージを届けきれるか。それがカギだ。(さ)
「清田区新聞」11年02月20日付より