Since 2007/03/08
日本共産党札幌市議団の「市政アンケート」では、心配事の上位に「家計・くらし」「医療・介護」「若者の雇用」がならび、「お年寄り、子どもが安心して暮せる社会に」「零細業者に仕事を」「医療費の心配なく病院にかかりたい」「保育園をつくって」などの声が寄せられました。
「無縁社会」「格差社会」と呼ばれる社会のゆがみ。政治が解決すべき課題は山積なのにそれにろくに応えられない行き詰まりは市民の中に不安と心配をひろげています。
吉岡ひろ子日本共産党清田区市政相談室長は「不安や心配でなく、希望を語れる社会、子どもやお年寄りが大事にされ、人の善意が活かされる社会をつくるには政治を変えなくてはなりません。地方選挙で『変革の展望』をもつ共産党を伸ばし、清田区から社会直す大波を起こしましょう」と呼びかけています
日本共産党清田区後援会は3・5演説会のために貸し切りバスを用意することとし、時刻表を発表しました。
往復200円 | |||
順 | 貸し切りバス停車場所 | 所在地 | 発車 時刻 |
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1 | 美しが丘フードD前 | 美しが丘4条6丁目(美しが丘3-6バス停手前) | 12:00 |
2 | 旧プライス里塚南側 | 里塚1条3丁目(市営里塚団地側) | 12:07 |
3 | 平岡東光向い | 平岡6条2丁目(平岡6-2バス停手前) | 12:17 |
4 | ドン・キホーテ前 | 平岡4条1丁目 | 12:22 |
5 | 真栄地区会館前 | 真栄2条2丁目(5分停車) | 12:32 |
6 | セブンイレブン前 | 清田6条2丁目(交差点付近) | 12:40 |
7 | 北野通・三菱自動車前 | 北野2条3丁目(北野3-3バス停付近) | 12:50 |
8 | 演説会会場・ニトリ文化ホール(旧厚生年金会館)到着予定 | 13:30 |
井上ひさ子日本共産党札幌市議団長は16日、第1回定例議会の代表質問で、上田文雄市長に政治姿勢や新年度予算案、景気・雇用対策などをただしました。
井上氏はTPP(環太平洋連携協定)反対の声が道内に広がっていると指摘、「道都の市長として反対を明らかにすべき」と迫りました。また介護施設の整備に関し、「市内の特別養護老人ホームの待機者は6000人を超えている」として整備を強く訴えました。保育問題では、待機児童解消には「潜在的な保育需要を考慮して整備目標を引き上げるべき」とし、「3年間で5000人の整備」を求めました。
答弁に立った上田市長は、TPPについて「影響が懸念され、反対の声が上がっている。慎重に議論を進めていく必要がある」との認識を示しました。
生島典明副市長は介護施設の整備に関し「現計画における整備に加えて、既存施設の増床も予定している」と述べ、特養ホームについては「これまで以上の整備が必要と考えている」と答えました。
保育所問題で生島副市長は「急増する保育需要に積極的に対応した整備を進める」と、待機児解消に前向きの姿勢を示しました。
20日、札幌市中心部の晴れ渡った青空の下に、高齢者の声が響きました。北海道高齢期運動連絡会が呼びかけた「怒りの高齢者パレード」のデモ行進です。
このパレードには道民医連ケアワーカー交流集会の参加者も合流し、350人が「思いやりは米軍にではなく、国民にこそ必要」「だれもが暮らしていける年金に」「安心して受けられる医療・介護を」と訴えました。
パレードに先立つ学習会では、吉岡恒雄道社保協事務局長が講演、民主党政権が社会保障の責任を自治体に丸投げし国の責任を放棄する「地域主権改革」や「税と社会保障の一体改革」で消費税増税をもくろむなど、自公政権でもできなかった道に踏み出していると指摘し、そのうえで、「国民の批判の前に民主党の自壊がすすむなか、情勢は大きく変化している」とし、「悪法廃案のたたかいを強めよう」と呼びかけました。
雇用・くらし・SOSネットワーク北海道の8回目の街頭相談会が16日、さっぽろ地下街オーロラスクエアで行われ、弁護士、司法書士をはじめ、相談員、支援スタッフ68人が相談にあたりました。
この日、38人が相談に訪れ、41件の相談がありました(その他にも電話で6件の相談)。当日に2人が生活保護を申請し、翌日以降に5人が申請することになりました。
年度末を控えていることもあり、労働問題の相談が最多でした。
国民の「閉そく感」をさらに深くする数字がある。総務省の2010年の労働力調査で、雇用者に占める非正規労働者の割合が34.3%で過去最高という▼労働者の3人に1人はパートやアルバイト、派遣、契約の非正規雇用。一方で正規雇用は前年より25万人も減っている。完全失業者はやや減ったが、一年以上失業している人は26万人も増えた▼夢も希望もない数字だが、こんな厳しい雇用状況ををもたらした原因は、利潤第一主義の財界・大企業とそれに迎合する政治にある。いっとき民主党に政治の転換を期待した国民も、自民党とかわらぬ政治に幻滅し、怒りを募らせている▼この「閉そく感」を打ち破るためにも差し迫ったいっせい地方選でなんとしても勝ち抜きたい。(倉)
「清田区新聞」11年02月27日付より