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日本共産党
清田区市政相談室
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WEB「清田区新聞」

核兵器廃絶訴え

平和行進 

清田区コース

雨のなか40人以上で

8日に礼文島を出発した2011年国民平和大行進北海道―東京コースが21日、札幌に入り、「核兵器をなくそう」「東北の被災地支援・復興に全力を」とアピールしました。野幌森林公園前で江別市から引き継いだ幹線コースに北、西、豊平、清田からの4コースが合流、参加者はのべ500人を超えました。

平和行進清田区コース参加者通し行進者の鈴木さん(中央)、吉岡ひろ子さんを先頭に清田区内を行進する平和行進清田区コース参加者=21日、平岡中央通

日本共産党清田区後援会は15日、恒例の梅見会を開催しました。冷たい風が吹く寒い日でしたが、心配された雨もなく、時折日もさしこみ、梅の香がただよう平岡公園梅林に20人の後援会員が集い、持ち寄った飲み物や山菜料理、赤飯などを食べながら談笑し、交流を深めました。

田中秀夫後援会長はあいさつのなかで、いっせい地方選挙について「後援会としても奮闘したが残念な結果でした。次の選挙に向けて、地域に根ざした後援会をつくり、楽しい行事など多彩な活動にとりくむなかで強固な後援会組織にしていくことが求められていると思います。がんばりましょう」とのべました。

吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は、選挙戦での後援会の人たちの奮闘、協力に感謝の言葉をのべ、これからも市議会傍聴などに力をいれ、清田区民の要求実現の活動に全力をあげる決意を表明しました。

参加者のなかには初めて参加する人も7人ほどいて、全員が一言発言などで交歓。たまたま梅見に来ていた豊平の新婦人の会員などが声をかけて飛び入りするなど、なごやかなひとときを過ごしました。

平和行進集結集会

核兵器廃絶の願い、大震災被災者への連帯示す

終結集会で決意をのべる竹田さんなどの通し行進者終結集会で決意をのべる竹田さんなどの通し行進者=21日、中島公園南9条広場

平和行進は東京までの通し行進者である竹田昭彦さんを先頭に中島公園に到着。午後5時から札幌集結集会が開かれました。

集会では日本共産党札幌市議団の小形香織市議が「原発の技術は末完成。核兵器廃絶の運動と合わせ原発から自然エネルギーヘの転換を呼びかけよう」と強調。竹田さんや3人の道内行進者が「行く先々の首長、議長、教育長らから、被災者への物心両面の支援が託された」など、道中のできごとを紹介しました。また被爆者の服部十郎さんは「国は一刻も早くすべての被爆者への国家補償を」と訴えました。石川一美実行委員長は「今日の行進は核兵器廃絶の願いと東日本大震災の被災者への連帯を示す役割を果たすことができた」と行進の意義と成果をのべました。

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市議会臨時会

国保限度額引き上げ条例可決

選挙後最初の議会となった臨時市議会選挙後最初の議会となった臨時市議会=17日、札幌市議会本会議場

札幌市議会臨時会が5月17日から19日まで開催されました。

今回は選挙後の最初の議会で議長・副議長選挙などの人事案件と、東日本大震災支援事業のための補正予算を審議。補正予算は全会一致で可決されました。

市民生活に関わり国民健康保険料の負担限度額引き上げの条例案が審議されました。

この条例案は中間所得層の負担軽減のため、保険料限度額を73万円から77万円に引き上げるものですが、2人のモデル世帯では最高額になるのは給与収入で700万と、決して高額所得とは言えない世帯でも保険料値上げになるものです。共産党は、この条例案に反対しました。

札幌市の国保料は政令市で一番を争うほど高く、市長も認めています。これでは負担が困難で国保料を滞納してしまう問題の解決策にはありません。

可決された主な案件

平成23年度札幌市一般会計補正予算(総額142億8270万円)
【主な内訳】被災地への職員派遣、現地支援や札幌市への避難者対応経費など市営住宅入居の避難被災者に生活一時支援金10万円の支給健康相談活動、中小企業への融資制度の創設、観光、食品PRなど避難児童に就学支援一時金。
札幌市税条例の一部を改正する条例(全会一致で可決)
【要点】被災した人の個人市民税、固定資産税等の軽減措置。
札幌市国民健康保険の一部を改正する条例(共産党以外の賛成で可決)
【要点】「高所得者」といわれる人の国保料限度額を73万から77万円に引き上げ。

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「自然エネルギー積極導入」

真下道議質問に道知事表明

第2回臨時道議会が19日開かれ、東日本大震災関連補正予算約48億円が成立しました。

予算案は、被災した漁船や水産業共同施設、漁場復旧など道内の水産関連被害を対象としたものです。

真下道議は、大震災直後視察に入った厚岸町の天然アサリ漁場の再生が国の支援事業の対象外だと指摘、秤(はかり)やフォークリフトなどを国の予算内示前に修理・購入した場合助成されないとのべ、さかのぼって補助対象となるよう求めました。

高橋知事は、アサリ漁場復旧事業に向けた国との協議を進めているとし、共同利用の機器への支援については、「他の災害復旧事業は遡及措置が認められている」とのべ、助成対象となるように強く働きかけると答えました。

真下道議は泊原発の安全性について「道自ら検証すべき」と訴え、原子力依存を脱却し、「再生可能な自然エネルギーヘの戦略的シフト」を要求しました。

知事は、泊周辺での地震発生確率についての国の説明(17日)は不十分との認識を示しており、「国からさらなる情報提供を求めている」と答え、北海道にふさわしい自然エネルギー導入を、「積極的かつ計画的」に進めると応じました。

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コラムコラム「清風」

フクロウの神が語る「銀の滴(しずく)降る降るまわりに」ではじまる『アイヌ神謡集』。19歳で夭折した登別出身のアイヌ女性、知里幸恵(1903年〜1922年)の著▼「アイヌ人は劣った民族」と教えられ、差別と劣等感のもとにあった少女時代に「アイヌ民族・アイヌ文化は偉大で誇るべき」と言語学者の金田一京助の指摘を受けアイヌとしての誇りに目覚め、アイヌの叙事詩ユーカラの翻訳に没頭▼金田一の要請で上京し、持病の心臓病をおして翻訳・編集・推敲を続けた。それが完成した日の夜、心臓発作で生涯を終えた▼彼女の生涯と業績を伝えるため、全国の募金で昨年登別市に「銀のしずく記念館」が開館した。6月に平岡九条の会が訪問するという。彼女の業績に触れるのも意義あることだ。(S)

「清田区新聞」11年05月29日付より