Since 2007/03/08
玉のような赤ちゃんを地ででいくような、まん丸顔で生まれた次男は、生後ひとつきからベビーサークルの置かれた私の職場通いをしました。
3カ月から6カ月までは大曲の実家でみてもらいました。
6カ月から北野保育園に預けました。朝預けるとき、1日おきに泣いていました。
1歳9カ月、病気がちの義母と同居するため私が仕事を辞め保育園は退園。
新婦人の幼児サークル、札幌市主催の仲良し子ども館、北野幼稚園を経て北野台小学校に入学しました。
次男が小学3年の時のこと。
同じクラスで私の友人でもあるEさんから「R君(次男)のまえの席の女の子が学校から途中で帰ってしまったんだって。R君が椅子をわざとずらしてその子が転んだらしくて――」
その子はクラスの中で疎外されていたような子でした。
夕食後夫と2人で息子と話し合いました。「その子だからやったのではない」といっていた息子が、2時間後ようやくそのことを認めました。
長男の影響で陸上を始め、中学・高校・大学・実業団まで続け、この3月に引退します。
東日本大震災の影響で昨年3月26日に予定していた挙式が1年延期の3月24日に執り行われました。
人前(じんぜん)結婚式では、お父さんに手を引かれバージンロードを慎ましく歩く花嫁を、見守る次男の満面のにやけ顔に、参加者から笑いが巻き起こりました。
R、生まれてくれてありがとう。
(3月28日記)
「清田区新聞」12年04月01日付より