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大飯原発再稼働を間近に控えた6月29日の首相官邸前行動に、20万の人が「再稼働反対」で集まりました。
その熱気を体で感じたいと思っていたところ、札幌でも道庁前で同様の行動があることを聞き、はせ参じました。
7月とはいえ、夕方6時ともなると肌寒く、それでも若ものたちにはノースリーブやミニスカート姿が目立ちます。
参加者800人の「再稼働反対!」「命が大事!」などのシュプレヒコールとスピーチ、「原発いらないぜぃ!」などのロックだか何だかわからいのですが、オリジナルの歌も飛び出し、太鼓の音が鳴り響き、まるでお祭のようなにぎやかさでした。
「3・11までは政治に関心がなかった」「ここに来て、自分だけが思っているんじゃない、と分かって嬉しい」「福島で被災して、私は子どもを産んでもいいのだろうかと悩んでいます。高橋はるみ知事さん、私の気持ち分かりますか?」「ゼロと1は全然違う。私たち一人は小さいけれど、1が集まればこんなになるんだ!」など若い人たちの本音と元気なスピーチがみんなの一体感を高めます。
お隣の親子連れは、小学2年の男の子とはつらつ美人のおかあさん。「今年に入り、おとうさんは仕事で地元に残り、子どもと2人で、千葉のスポット地域から避難してきている」ということでした。
私が、手作りしたプラカードを忘れたことを話すと、「わーっ、すごい。来週は持って来てください。また会いましょうね!」などという会話も、仲間の会話です。
毎週金曜夜6時。道庁北門で会いましょう。
(7月11日記)
「清田区新聞」12年07月15日付より