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日本共産党
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

北電は脅しの停電をするな―

いろんなお宅を訪問していると、原発問題で、デモや集会に参加しているという方や、これから参加したいという方の拡がりを実感します。

日曜版読者のある方は「金曜日の道庁前の集会にでて、その後ビアガーデンに行きたい」とお楽しみ方々参加したいと語り、ある方は「場所がはっきり分からないけれど、とにかく大通りまで行こう」とご夫婦で参加したそうです。

新聞などで、もっと「金曜夕方の道庁前デモ」のお知らせをしてほしい、とも話してました。

7月1日に大飯原発が再稼働されてからひと月、官邸前デモなどが報道されるように、世論がマスメディアを変えました。

ところがその一方で何をしているかといえば、北電のお先棒を担いで「停電・節電」のキャンペーンです。

日曜日、北海道母親大会後に恒例の母親行進がありましたが、一番人気のシュプレヒコールは「北電は脅しの停電をするな!」でした。

手元にある資料によると、北海道の過去最大電力使用量は2011年1月12日の578.8万キロワットです。

泊原発が停止中の現在の、道内発電量は北電以外の他発電含め682万キロワットです。電力は十分足りてるでしょ。おまけに、一番電力を使っているのは、「冬」でしょ。

でも、北電の川合社長は「11月には再稼働したい」と言ってるから「電力不足」を夏のうちにつくる必要があるんだ――。「あれは脅しだよ。でも2回から3回は止めることにしているんだ」――そんな話が流れているそうです。

「脅しの停電」に負けてなんかいられない。

(7月31日記)

「清田区新聞」12年08月05日付より