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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

長沼判決から40年で集会

憲法守る運動 前ヘ

「自衛隊は憲法違反」と判断した札幌地裁の長沼ナイキ訴訟判決から40年目の7日、札幌市内で記念集会が開かれました。当時の弁護団や支援者、市民ら230人が集まり、判決の意義を振り返りながら、憲法を守る運動を進めることを語り合いました。

長沼判決40周年記念集会
判決の意義を話し合った「長沼判決40周年記念集会」=7日、さっぽろ芸文館(旧厚生年金会館)

判決は自衛隊は憲法9条で禁じられた「戦力の保持」で憲法違反の軍隊だと判断。周辺住民は平和的生存権を侵害される危険があるとして、基地建設のための保安林伐採を認めないとしたものです。

当時の弁護団だった内藤功弁護士(元日本共産党参院議員)が記念講演を行い、「平和的生存権を具体的な権利として位置づけた長沼判決の意義は非常に大きい。安倍政権はおごりと焦りの暴走が目立ってきたが、改憲策動を許さない巨大な流れをつくりましょう」と語りました。

名古屋高裁が2008年に「自衛隊のイラク派兵を違憲」と判断した派遣差し止め訴訟弁護団の川口創弁護士は「判決を勝ち取れたのは、長沼判決を武器にたたかったからです」と話しました。

日本共産党の紙智子参議院議員が集会後の懇親会であいさつし、「自衛隊を国防軍にし、集団的自衛権を認める解釈改憲が狙われている時だけに、私たちは40年前の長沼判決を生かさなければなりません」と語りました。

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里山の初秋を満喫

清田区の後援会が交流

白旗山山頂をめざす参加者
白旗山山頂をめざす参加者

清田区の日本共産党後援会は8日、「里山歩きとバーベキュー」を開催。好天に恵まれるなか24人が初秋のハイキングとバーベキューを楽しみました。

秋の味覚満載のバーベキューで乾杯
秋の味覚満載のバーベキューで乾杯

札幌ふれあいの森のバーベキューコーナーに集合した一行は、白旗山山頂をめざすグループと火おこしや炊事のグループに別れ、それぞれ約1時間半の散策と炉辺での炊事。散策グループが山から戻るとにぎやかに秋の味覚を満喫しました。

田中秀夫後援会長は参院選挙の躍進を喜び、選挙戦での奮闘をねぎらい、1年半後の地方選挙での前進を呼びかけました。吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は「市議の議席獲得へ、9000対話をめざしてがんばる」と決意をのべました。

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原発のない北海道「全道100万人署名」

清田区の会発足へ

清田区で原発のない北海道の実現を求める「全道100万人署名」に取り組む団体や個人が協力・共同し、「全道100万人署名清田区の会」を発足させることになりました。

同会の準備会は、来る22日・日曜日の午後1時半から清田区民センター視聴覚室で、原発出前授業の高校教師・川原茂雄さんを迎えて学習会「フクシマの現在―出前講座」と発足総会を準備し、多くの個人、団体の参加を呼びかけています。

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安倍内閣の暴走許さない

革新懇が9の日行動

「9条改憲策動に反対しましょう」と呼びかける田中世話人と革新懇の人たち
「9条改憲策動に反対しましょう」と呼びかける田中世話人と革新懇の人たち=9日、西友前

清田区革新懇は9日昼、毎月行っている「9の日行動」を西友前で行い、加盟団体から9人が参加し、「憲法改悪反対」「核兵器廃絶」「原発のない北海道を」などの署名を呼びかけました。

マイクをとった同革新懇事務局の松崎さんは「暴走する自公政権」を批判。TPP参加、「集団的自衛権」、消費税増税、生活保護改悪、原発再稼働、オスプレイ配備や辺野古での基地建設、「特定秘密保護法」など、安倍晋三首相の暴走に「国民的な運動で反撃しよう」と呼びかけました。 同世話人の田中さんは憲法9条をめぐり安倍内閣が「現憲法下では集団的自衛権は行使できない」としてきた歴代政府の解釈を、内閣法制局長官の首をすげ替えるという「禁じ手」を使ってまで変更しようとしていることを厳しく批判。「平和憲法を守るため力を合わせよう」と訴えました。

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自衛隊、生活道で歩行訓練

住民と党、中止求め要望書

銃を携行し生活道路を歩く自衛隊員
銃を携行し生活道路を歩く自衛隊員=5日、札幌市東区

東区の丘珠駐屯地に所属する陸上自衛隊員26人が5日、銃などを携行して生活道路で歩行訓練を行っていたことが住民の通報でわかり、日本共産党札幌東区地区委員会の太田秀子副委員長は6日、市民団体・住民ら15人とともに丘珠駐屯地を訪れ「生活道路を使用した自衛隊訓練の中止を求める要望書」を提出しました。

この訓練は真駒内駐屯地から丘珠駐屯地までの約25キロを歩く「教育訓練」で、年に数回コースを変更して行い、生活道路を使用することもあったというもの。

太田副委員長は応対した広報室長に「通過した道路には病院や学校、公園などがあり、突如現れた武装自衛隊に市民が不安と恐怖を感じるのは当然」とし、訓練内容を明らかにすることと、生活道路での訓練を行わないよう強く求めました。

住民らは「“戦争が始まるのかと思った”と家族が不安に」「銃を携帯していて恐怖を感じた」「広大な敷地があるのになぜ、生活道路で行うのか」と不安と怒りの声をあげていました。

広報室長は「隊長に伝える」と答え、訓練内容を回答できるか連絡するとしました。

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「清田区新聞」13年09月15日付より