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日本共産党
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WEB「清田区新聞」

JR北海道

何が問題、どうしたら

紙議員参加

党道委がシンポ

シンポジウムで発言する紙、牧田、武田の各氏と司会のはたやま和也道副委員長
シンポジウムで発言する(右から)紙、牧田、武田の各氏と司会のはたやま和也道副委員長=10月27日

事故やトラブルが相次ぐJR北海道の問題で、日本共産党北海道委員会と同国会議員団北海道事務所は10月27日、緊急シンポジウムを開催、全道各地から150人が参加しました。

北海道教育大学札幌校の武田泉准教授、元国労札幌闘争団団長の牧田智雄さん、紙智子参院議員がパネリストとして発言しました。

武田准教授は「JR北海道問題の根源は国鉄の分割民営化にある」と指摘。「発足時から赤字を前提にした経営計画であり、電化の遅れや極端な合理化による要員不足が問題を引き起こしている」とし、道路建設一辺倒の行政の転換を訴えました。

牧田さんは「多くの社員が余剰人員とされ、1万3000人だった社員が7000人に。現場の要員不足は深刻。整備部門では外注化による問題も発生している」と話しました。

紙議員は、JR北海道の社会的責任の欠如を指摘しつつ、「国の監督責任が問われている」と強調。「民営化によって、国は経営も安全も事業者まかせにしている。指示するだけでなく安全対策に全面的な支援をすべきだ」と述べました。

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かがやけ憲法!

全労連全国縦断キャラバン出発

出勤中の労働者らに呼びかける「全国縦断キャラバン」参加者
出勤中の労働者らに呼びかける「全国縦断キャラバン」参加者=10月29日

憲法改悪や秘密保護法制定反対の世論を広げようと、全労連の「かがやけ憲法!全国縦断キャラバン」が10月29日、全国4カ所をスタート。道内コースはすでに各地を巡回していますが、「北海道・東北・関越コース」はこの日、札幌からのスタート。道庁前での早朝宣伝では横断幕やのぼりを掲げ「かがやけ憲法全国縦断キャラバン」のビラを配布しました。

東京からかけつけた全労連の大黒作治議長は、「『知る権利』を奪う『秘密保護法案』の成立を阻止したい。多くのみなさんに本質を知っていただき、反対の声をあげてほしい」と呼びかけ、「憲法9条を守り、25条の精神を生かした生存権を保障し、賃金が少しでも改善され、経済が上向くような運動に取り組んでいきます」と訴えました。

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ストップ秘密保護法

150人がデモ行進

「ストップ秘密保護法!」などとコールするデモ隊とはたやま和也党道副委員長(右端)
「ストップ秘密保護法!」などとコールするデモ隊とはたやま和也党道副委員長(右端)=10月29日、札幌駅前通

10月29日夕刻、全労連、道労連などが「かがやけ憲法全国縦断キャラバン」札幌行動の一環として「STOP!秘密保護法」でデモ行進を行い、労働者、市民150人が「秘密保護法に反対しよう」とアピールしました。

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日本共産党札幌市議団

市議会決算委で論戦

14年度までに真の待機児童解消を

宮川潤議員は10月24日の決算特別委員会で「市長は『2014年度末までに待機児童をゼロに』と宣言しているが、国や横浜市では様々な除外項目を設け、待機児童数を少なく見せかけている。同じやり方で計算すると本市の待機児童数=1033人は398人に縮小しまう」と指摘。「市長が言う『ゼロ』とは国や横浜市のいう待機児童なのか、それとも保育サービスを必要としているすべての児童を指しているのか」と追及しました。子育て支援部長は「14年度までに、保育サービスを必要とするすべての児童に必要なサービスを提供できるよう保育環境の整備を進めていきたい」と明言しました。

過大規模の児童クラブの解消を

伊藤理智子議員は10月24日の決算特別委員会で、「札幌市児童クラブは約80%が100人以上の過大規模に。この事態をどのように認識しているか。放課後安心して過ごせる居場所とするために定員を設けるべき」とただしました。子ども育成部長は「指導員の追加配置で対応。混雑などで生活の場の機能が充分果たせていないことは認識しているが、居場所のない小学校区が残っているのでミニ児童会館などの整備を優先したい」と答弁。伊藤議員は、過大規模になった児童クラブ解消のためにも「『1校区1カ所』にこだわらず、同じ校区の民間学童保育所も助成すべき」と強く求めました。

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札幌市議会 自公会派

官製ワーキングプア解消に背をむける

10月29日に開催された札幌市議会財政市民員会で「公契約条例」案が自民、公明の反対で否決されました。

傍聴席が通路にまであふれる状況で、冒頭、北海道ビルメンテナンス協会の代表が条例反対の立場で陳情説明。続いて、NPO労働相談・組合づくりセンターの佐藤陵一代表が賛成の立場で陳情説明を行いました。

陳情説明や日本共産党の論戦でも労働者、業者双方に有益な公契約条例制定を求める側に道理があります。

「否決ありき」の頑迷な自民、公明会派の態度に市民の批判が高まることは必至です。

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街路樹の根が歩道を破壊―対処もとめる

街路樹の根が歩道を破壊

日本共産党札幌市議団がこの秋実施している「市民アンケート」で平岡地域の住民から「街路樹の根が歩道の舗装を破壊し歩道を越えて宅地にまで侵入している」との訴えがありました。(写真上)

この路線(上野幌平岡通)のトチノキ並木は大きく生長しているところがあります。10月27日、当該地域の党支部が現地調査し直接住民の声を聞きました。

28日、吉岡ひろ子党清田区市政相談室長が清田区土木センターに対処を要請。土木センターとしてただちに現状を調査し、歩道の危険か所の補修、伸びすぎた根の伐根、伐根で風倒のおそれのある場合の植え替えに取り組むことになりました。

植え替えなど大掛かりな作業は来年度以降となるもよう。

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コラムコラム「清風」

大門みきし参院議員のフェイスブックのページがおもしろい▼氏はかつて「竹中平蔵の天敵」といわれた論客であり、無類の読書家でもある。日々の随想、国会活動のウラオモテ、「おとなこそ絵本を読もう」というシリーズから文学作品や経済の本にいたる読書案内、政策上の論点にかんするものなど興味深い論稿が満載▼このページは個人のフェイスブックとはちがって「フェイスブックページ」というもので、フェイスブックに登録していなくても、「友達」にならなくてもだれでも閲覧できる。いちど訪れてみてはどうだろう。(S)

https://www.facebook.com/daimonmikishi(「大門みきし」で検索してもすぐ見つけられる)

「清田区新聞」13年11月03日付より