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日本共産党
清田区市政相談室
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

子育て世代の願い

今月最初の金曜日朝、北野のあるバス停で、いつものように朝のあいさつをしている時の事。サラリーマン風の男性が乗っていた自転車を停め、近寄って話しかけてきました。

「うちの子どもは地域に児童会館がないので、放課後、校区外の児童会館に行っています。小学校の空き教室を使ったミニ児童会館でもいいので作ってほしい。会ったときにぜひお願いしたいと思っていました」――。

清田区には15の小学校があり、児童会館は8カ所、ミニ児童会館は4カ所あります。

小規模特認校の有明小学校を除くと、児童会館もミニ児童会館もどちらも設置されていないのが、平岡中央小学校と北野平小学校の2校だけとなっています。

札幌市子ども未来局に問い合わせてみたら、平岡中央小学校は、来年4月からミニ児童会館が開設の予定だということがわかりました。

子どもの放課後を充実させるために、共産党市議団は民間の学童保育所や児童会館での児童クラブの問題に、長い間粘り強く市議会の中で取り組んできました。

今年度予算に関しての要望の中で、一カ所で100人を超す児童がいる児童クラブもある状況を踏まえて、「1小学校区複数の学童保育(児童クラブ)」を認め、補助金を出すよう、求めています。

子育て世代にとって何かと心配な「子どもの放課後」をもっと豊かにしたいものです。

(07月16日記)

「清田区新聞」14年07月20日付より