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9月11日夜明け前、ケータイの災害警報がけたたましくなりました。
札幌を数十年ぶりの集中豪雨が襲い、幼稚園・小中学校・高校は全休です。
区役所によると、区内の小学校には、朝8時半で87人が避難していたとのことでした。
何はさておき避難所を訪問することにして、私は避難者が一番多い有明小学校を最初に訪ねました。
校長さんに案内され体育館に行くと、10人程の人たちがおりました。一人づつお話を伺いましたが、流木や電柱が道路をふさぎ、家に帰れない方や、厚別川にかけてあった橋の一部が流されて家に入れないという深刻な状況でした。
後者の方は事業をされていて、早く家に帰らないと、大被害を受けるので困っているとのことでした。
すぐに土木センターに申し入れを行い交渉しました。土木部長がその場で対応してくれました。土嚢を積んで渡れるようにする予定でしたが、川の流れが激しく、最終的には桟橋のようなものをつくって、その日の夜10時過ぎに無事に帰宅できたと聞きました。
今も有明の道道は通行止めで、藍鱗橋は車が通れないために営業できません。
清田区での災害による被害に、復興までていねいに向き合っていかなければ…と心から思います。
(09月17日記)
「清田区新聞」14年09月21日付より