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8時間労働制を求めるアメリカの労働者のたたかいから始まったメーデーは、今年で第85回目を迎えます。安倍政権が「戦争する国」へと暴走するなか、これに歯止めし、新しい日本への展望をきりひらく節目の日として取り組むことがのぞまれています。
日豪EPA「大筋合意」が畜産農家に大打撃を与え、TPPが農業ばかりか、医療保険や日本社会を壊すものとの声をよそに日本政府が妥協点を探る動きを強め、オバマ米大統領来日を契機に譲歩に踏み出すのでは、という危機感が高まるなか、22日、北海道食農連絡会、国民大運動道実行委、道春闘共闘委などが呼びかけた「STOP! TPP札幌デモ」が市内中心街で行われ、勤め帰りの労働者、市民ら200人が参加しました。
道食農連絡会呼びかけ人の飯澤理一郎北大名誉教授は「米大統領への『手土産』に譲歩が利用されるおそれが。農業のみならずアメリカには『金融』を握ろうという思惑がある」と指摘し、運動の強化を呼びかけました。
核兵器全面禁止・廃絶、被爆者援護・連帯をかかげ「2014年原水爆禁止国民平和大行進」が5月6日、礼文島を(北海道―東京コース)スタートします。
行進は17日に札幌市に入り、市内5カ所からの網の目行進が行われます。清田区でも江別市からの幹線コースに合流する「清田区コース」の企画、準備が進められています。
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子党清田区市政相談室長は22日朝、通勤客らの行きかう地下鉄南郷18丁目駅頭で街頭宣伝をおこないました。
マイクをとった吉岡ひろ子さんは、上田文雄札幌市長の政治姿勢には日本国憲法を守り平和や民主主義を守る立場、「原発ゼロ」をめざすことなど、自民党市政時代にはなかった前向きな点がある反面、「弱い立場に置かれた人、くらしや営業で苦しむ人に決してやさしい市政とは言えない面も」と指摘。「市民のくらしに寄りそう市政、困っている人に手を差しのべる市政へと転換するために市議会で働きたい」と自らの決意をのべました。
清田区の日本共産党後援会は19日、2014年度の総会を開き、いっせい地方選挙・札幌市議選で、吉岡ひろ子清田区市政相談室長を市議会に送り出すなどの方針を決め、役員を選出しました。
田中秀夫後援会長は開会あいさつで「未来への展望を示した第26回党大会決定の最大のミッションは、私たちとっては吉岡ひろ子さんを市議会に送り出すこと」と強調しました。
池田博党札幌豊平・清田・南地区委員長は「情勢は大会決定の通りに展開し『第3極』は見る影もなく、自共対決の本格的幕開けの時代に。前進の条件の広がりに確信し、清田区の市議会議席の回復のためお力を」とあいさつしました。
吉岡ひろ子清田区市政相談室長は「9000人との対話を目標にし、4500人にもう少し。地域の人たちとのつながりを広げ、『やっぱり共産党』といわれる活動で必ず議会に行きます」と力強く決意をのべました。
総会は、地域や階層別に組織をつくり、会員を4500人にし、9000票を獲得するなどの目標と方針を決め、田中会長(再)、林健彰事務局長(新)らの役員を選出しました。
総会には紙智子、大門実紀史両参院議員からメッセージが寄せられました。
年金支給日の15日午後、消費税増税や年金・生活保護引き下げなどの悪政に抗議する怒りの宣伝&パレードが中心街でおこなわれ120人が参加しました。年金者組合道本部、消費税廃止道連絡会、道社保協などが主催したもの。大通公園での署名行動では「増税は腹が立つ」など、多くの市民の怒りの声が寄せられました。
同日午前、年金者組合清田支部も西友前で街頭宣伝と署名に取り組みました。
新しいランドセルを背負っている1年生は可愛らしい。少し大きな制服を身に着けているのは中学1年生か? 4月はそんな子どもたちに目が行きこちらもウキウキしてくる▼私は障がいのある高校1年生A子さんの通学を忙しい保護者に代わり時々サポートしている。西区地下鉄駅前のスクールバス停留所。往復を自分の力で通学できるように見守る支援だ。「A子さん先に歩いていいよ、後ろからついて行くからね」何かあったときどうするか自分で判断する力も身に着けていく▼市内に高等養護学校が少なく地方の高校に入り寮生活を送る生徒も多い。親にとって週末帰省の送迎も大変と聞く。「自分の足で通える高校を」の願いは切実だ。(春)
「清田区新聞」14年04月27日付より