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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

まだ、輝こう

敬老週間が始まる9月15日の前日、母(94歳)と姉で、西区西野に行きました。

中学1年の春、両親が地方で仕事をすることになり、9カ月ほど私がお世話になった叔父夫婦宅です。

明るく社交的で日本舞踊の好きな叔母は、変わらない笑顔で迎えてくれました。

母は弟の顔は分からないのですが、昔の写真を見たり、昔の話をしたりとニコニコしていました。

先週土曜日は、勤医協清田在宅の「6周年と収穫祭」がありました。

施設の小さな菜園で、元農家のOさんが作ったジャガイモに舌鼓をうちながら、ジンギスカンとお赤飯など、私も一緒に頂きました。

集団で暮らすのは神経を使うこともあるかもしれませんが、一緒のテーブルを囲んで食事をすれば食欲もわいてきます。

ある入居者さんからは「砂利道で何人かが転んでいる。整備をしてほしい」と相談がありました。

ただ暮らすだけでなくて、要求を実現するために行動も起こしています。

どこに住んでいても、いくつになっても、自分らしく暮らしたい。

紅葉が始まってきた街路樹の色とりどりの美しさに、人の人生が重ねて見えます。

まだ、輝こう――と。

「清田区新聞」15年10月11日付より

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