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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

市議会には良識は通じない

きのう、3月29日に閉会した第1回定例市議会の「市政報告会」がありました。

この議会で決められたのは、1兆6011億円という過去最高の予算です。

一番の特徴は都市基盤強靱化を進めるといって、建設事業予算に2割アップの1292億円を計上していることではないでしょうか。

「高すぎる!」と悲鳴があがっている国民健康保険料の引き下げには、「据え置きが最大限の努力」と開きなおりの姿勢です。

また今議会では自民党勝木勇人議員による「精神鑑定を受けた方がいいんじゃないか」のヤジ問題がありました。

戦争法施行の3月29日、中央区選出の小形香織議員が「安保関連法廃止を求める意見書(案)」に対する賛成討論直後のことでした。

勝木議員の「ヤジ」は全国ネットのニュースでも報道。

市議会では共産、民主、改革、ネット、維新の会が謝罪を求める決議を共同提出しました。「…個人の人格への攻撃にとどまらず、精神障がい者への差別と偏見を助長する暴言であり、勝木議員に対し、公の場での謝罪を求める」と――。ところが、自民・公明の反対で否決。

「自由にものを言えなくなる」というのが反対理由とか。

ことごとく市民の良識が通じない市議会です。

「清田区新聞」16年04月10日付より

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