「野党は共闘」安倍を倒そう
ママの会×学者×青年合同で宣伝
戦争法廃止の野党共闘、本気で
1月30日夕、すすきので、「ママの会@北海道」「北海道の大学・高専関係者有志アピールの会」「ユニキタ」の3団体が戦争法廃止の野党共闘を求める街頭宣伝を行いました。
この宣伝では、東京から「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民連合」呼びかけ人の山口二郎法政大学教授、シールズの諏訪原健さん、元国連PKO幹部の伊勢崎賢治東京外国語大学教授が駆け付け、衆院道5区補選、参院選に向けて「戦後最大の憲法と民主主義の危機に野党は結集すべき。利害やいきさつはちっぽけな問題。結集すれば道は開ける。北海道は先頭に立っているとの思いで頑張って」(山口教授)、「安倍政権はいままでの自民とは全く違う。立憲主義、民主主義をバカにしている。安倍政権を倒すためにどうすればいいか。『野党は共闘』です」(諏訪原さん)、「間違った法制で被害を受けるのは海外に送られる自衛隊員。憲法9条を守るのなら自衛隊を出してはいけない。国民に問うことなしに絶対に海外に送ってはならない。そのための野党の共闘が必要です」(伊勢崎教授)などと訴えました。
主催団体のママの会@北海道のメンバー、「大学・高専関係者有志の会」の唐渡興宣北大名誉教授、「ユニキタ」の若者がそれぞれアピールしました。
足を止める若者の姿も多く、500人が真剣に耳を傾け、「野党は共闘」コールが広がりました。
青山共産党道委員長が会見
野党統一候補へ最後まで尽力
日本共産党北海道委員会の青山慶二委員長は1月27日、札幌市内で記者会見し衆院道5区補欠選挙について、「野党統一候補を実現して、自民党候補に打ち勝つために最後の最後まで力を尽くす」と表明しました。そして候補統一へ「戦争させない北海道をつくる市民の会」や民主党北海道と誠実に協議してきたとし、「野党間の話し合いや合意もなしに一方的に候補者をおろすことはない」と強調。「戦争法廃止、立憲主義の回復」という政治的合意、当選した場合は無所属を貫くという二つが大事だとのべました。
全文→ http://www.jcp-hokkaido.jp/pdf/20160127_5ku.pdf
後援会と吉岡さん街頭で呼びかけ
暴走政権に市民が団結して
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は、甘利前経済再生相の金銭疑惑、安倍政権のくらし破壊のアベノミクスと戦争する国づくりの暴走を厳しく批判し、夏の参院選で日本共産党の躍進、野党共闘で安倍政権退陣をと、区民に訴えています。
1月27日の美しが丘フードD前の定例宣伝で吉岡さんらは、「今年初のこの場での宣伝。今年も頑張ります」と年頭の決意をのべ、「人の話を聞かない、聞かれたことをはぐらかすという意味で『アベ過ぎる』という言葉が流行っているとか。国民の力で暴走与党を追い詰めましょう。夏の参院選で比例でいわぶち友さん、選挙区で森つねとさんの必勝を」とのべ、党への支援を訴えました。また、消費増税や介護など社会保障改悪が「持続性」とか「将来世代にツケを回さない」といいつつ5兆円の軍事費、大企業減税だと指摘。「国民が団結して安倍暴走政治打破を」と呼びかけました。
2日朝の真栄バス停前での定例宣伝でも同様の訴えをしました。
TPPから撤退を
労働者・市民・農民150人がデモ
TPP協定調印を目前にした2日夜、道食農連絡会、大運動道実行委、道春闘共闘などが「STOP TPPデモ」を行いました。道農民連、農協労連、市民団体、労働者など150人が市街中心部をデモ行進。「TPPから今こそ撤退」「TPPから地域を守ろう」などとコールしました。
いのちとくらし守る予算を
共産党、知事に要望
日本共産党北海道委員会(青山慶二委員長)と党道議団(真下紀子団長)は1月27日、高橋はるみ知事に、2016年度予算と15年度補正予算に関する要望書を提出しました。
青山委員長、真下、菊地葉子両道議をはじめ、森つねと国政相談室長(参院道選挙区予定候補)も参加しました。
真下道議は、地方の疲弊が問題になり、子育て支援や高齢者福祉の必要性が明らかになっているとし、「北海道でも道民の命とくらしを最優先とする予算編成が強く求められている」と訴えました。
森さんは、TPPについて、「『大筋合意』は国会決議に照らしても認められない。知事としてTPP反対を」と訴えました。
高橋知事は、「子どもの貧困対策や子育て支援、地域医療対策は、しっかりやっていかなければならない。TPPについては、JAや農業関係者とも議論を深めながら対応していく」とのべました。