小池書記局長が札幌で訴え
妨害乗り越え市民と野党の共闘強く
訴える小池晃書記局長とはたやまさん（左側）、かわべさん（右側）＝１日、札幌駅前通り、赤レンガテラス前
日本共産党の小池晃書記局長は１日、札幌市で、総選挙で「比例は共産党」の大波を起こし、北海道ブロックから複数議席を勝ち取ろうと、はたやま和也、かわべ竜二両比例候補予定者とともに訴えました。小池東京都知事の「『希望の党』による共闘への妨害を、みんなの力ではねのければ市民と野党の共闘はもっと強く確かになる」との訴えに、道を埋めた聴衆から割れるような拍手が起こりました。
１区から４区の小選挙区の各候補予定者が紹介され、かわべさんが「安倍首相の下での改憲は許さない。原発再稼働は許さない。市民と野党で交わした約束をぶれることなく貫くのが共産党」とのべ、比例で２議席への決意を語りました。
はたやまさんは、環太平洋連携協定やロシア領土問題など、首相と３年で10回の論戦をしたと紹介。ＪＲ北海道の路線縮小が自治体に不安を与えているとして「鉄路を切り、リニアに３兆円をそそぎこむなど地方切り捨てそのものだ」と安倍政権を批判しました。
小池書記局長は「希望の党」について「安保法制、憲法改定を認めるのかどうか、踏み絵まで踏ませる。まさに自民党の補完勢力。維新と選挙協力するという。東西の補完同盟だ」と訴えました。また、市民と野党の共闘を成功させるためにも共産党の躍進が必要だとし、「比例で50万票を獲得し、はたやまさんの宝の議席を守り抜き、かわべさんを押し上げ、北海道で複数議席を勝ち取ろう。市民と野党の共闘の勝利で、安倍政治を終わらせよう」と力を込めました。
（写真を除く記事本文は2日付「しんぶん赤旗」より抜粋）
ムービー
10月1日札幌街頭演説での小池晃書記局長の訴え
かわべさん 渾身の訴え
野党と市民の共闘つらぬく
「安倍政治打破の好機に分断を持ち込んだ『希望の党』に希望はありません」と訴えるかわべさんと吉岡さんら＝３日、真栄バス停前
３日朝、清田区の党と後援会は、選挙公示前最後の真栄バス停前定例宣伝を行いました。これには国政に挑戦するかわべ竜二３区国政対策委員長が参加。20人の参加者がずらりと並び、のぼりやパネルを掲げるなか「総選挙で市民と野党の共闘を貫きます。力を合わせて安倍暴走政治の息の根を止めよう」と渾身の訴えを行いました。
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川部竜二さんの真栄バス停前宣伝
米朝直接対話を政府に迫れ
札幌市議会伊藤市議が代表質問
代表質問に立つ伊藤市議＝９月27日、札幌市議会
日本共産党の伊藤理智子札幌市議は９月27日、第３回定例会の代表質問で北朝鮮問題や核兵器禁止条約、子ども医療費、都心アクセス道路、環境とまちづくり、マイナンバー制度について市の姿勢をただしました。
伊藤市議は、北朝鮮問題で「軍事衝突は絶対避けなければならない」と訴え、「米朝両国が直接対話に踏み出すよう市長として政府に働きかけるべきだ」と迫りました。
秋元克広市長は、国が「国際社会と連携を図り、しっかり対応してもらいたい」とのべるにとどまりました。
子ども医療費無料化の小学１年生への拡充で「市長公約であり、任期中にせめて小学６年生まで実施すべき」と質問。市長は「まずは１年生までの拡大を着実に実施したい。拡充については財源も勘案しながら判断したい」とのべました。
地下構造が有力視されている都心アクセス道路で伊藤議員は、気候変動に伴う大雨が多発していると指摘。道開発局が作成したシミュレーションで、310mmの雨が降った場合、豊平川の水位がピークとなり堤防が決壊、30分後には創成川通のアンダーパスが水没すると強調。「そこに1000億円もの道路を整備しようというのは大雨が頻発する時代に逆行している」と警鐘を鳴らしました。
→伊藤りち子議員の代表質問（日本共産党札幌市議団のホームページ）
（写真を除く記事本文は9月28日付「しんぶん赤旗」より抜粋）
ヒバクシヤ国際署名道民の会が発足
道民過半数の署名を誓い合った結成総会＝９月26日、札幌エルプラザ
９月26日、道民過半数の署名を集めて国連に届けようと「ヒバクシヤ国際署名を進める北海道民の会」結成総会が開かれました。各界の著名人１９１人が呼びかけ、現在１１５団体が賛同しています。
呼びかけ人の道生活協同組合連合会の麻田信二会長、元道原爆訴訟弁護団長の高崎暢弁護士、高柳薫元連合北海道会長が出席。代表して、道被爆者協会の眞田保会長が「核兵器廃絶は被爆者全員の願い。一日も早く日本が核兵器禁止条約に署名し批准してほしい。核兵器廃絶の確かな道筋をつくるため、一緒に頑張りましょう」とあいさつしました。
総会終了後、大通公園で30人余が宣伝行動。強い風をついて、169人の署名が集まりました。
（写真を除く記事本文は9月28日付「しんぶん赤旗」より抜粋）
