ページタイトル「清流だより」日本共産党吉岡ひろ子のホームページ
ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

旅立ちの4月

背よりも高い雪の壁が消え、重いコートや冬靴から解放され、札幌にも春がやってきました。先日陽ざしを受けて、きらきら輝いている福寿草に会いました。

それだけでなんだか嬉しくなってきます。

数年前に、地域の訪問で、保育の専門学校に通っている娘さんに会いました。

しばらくぶりに彼女のお宅を訪問すると、お母さんから「横浜に行っちゃったのよねぇ」と言われました。

今年札幌市内の専門学校を卒業した彼女は、最初地元で就活したものの、条件が合わず横浜の保育園に就職したそうです。

横浜市は最高61000円(家賃の4分の3)を10年間、保育士さんに助成をしています。

保育士さんの東京流出を防ぎ、保育の質を上げるため、千葉県松戸市でも、家賃補助など45000円~72000円の「松戸手当」を支給しています。

札幌市も「子育て日本一の街」をめざしているのであれば、他業種に比べ10万円以上低いと言われる保育士さんに直接助成することが必要ではないでしょうか。

子どもが好きで保育士になるのが夢――と、きらきらした笑顔で話してくれた彼女のような若者を、サポートできる街にしたい。

「清田区新聞」18年4月1日付より

PAGETOP