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ずっと住み続けたい清田区に全力疾走! 日本共産党清田区市政相談室長・吉岡ひろ子です

エッセイ「お元気ですか」

三男の結婚

東京に行って来ました。

桜にはお目にかかれないかと思っていましたが、八重桜でしょうか、濃いピンクの花が名残を惜しむように咲き、街に彩りを添えていました。

三男の名前は当時14歳、13歳、9歳だった上の子たちが相談して決めました。

生後1カ月から新婦人の会の事務所通いをし、2歳になる頃には、テーブルに肘をつける仕草までおばさんっぽくなり、保育園では自分の好き嫌いを棚にあげ、隣の子に「ちゃんと食べるんだよ」とお世話焼きを発揮。

保育園で覚えたわらべ歌や民舞を家でも楽しみ、私の母や同居していた義母の二人のおばあちゃんからは本当に可愛がってもらいました。

中学、高校、大学は陸上三昧の日々。箱根駅伝を走る夢は叶わなかったけれど、家の仕事の掃除機かけをサボって、窓から逃げだして小学校に行ったあの息子が、それでも走り続けたことに、母としては金メダルをあげたい気持ちです。

結婚式の前日、居酒屋で4人の子どもたち夫婦や孫、14人で小宴会をしました。

話の中で、子ども達が長時間労働の過酷な状況で働いているのを実感しました。

同じ空の下、今日も通勤電車に揺られているでしょう。

子育ての楽しさをありがとう。あなたらしく生きてほしい。

「清田区新聞」18年4月15日付より

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