国民欺く安倍政権は総辞職
森友決裁文書改ざんや9条改憲などで安倍政権に国民の怒りが沸騰するなか、日本共産党の小池晃書記局長は3月25日、札幌市で緊急国会報告に臨み、「国民を欺いてきた安倍内閣を総辞職に追い込もう」と呼びかけました。
紙智子参院議員、畠山和也前衆院議員も訴えました。
小池さんが話し始めると、次々と通行人が足を止め、緊急にもかかわらず聴衆は800人を超えました。
小池さんは、財務省が森友文書改ざんに、自身の進退にふれた安倍首相の国会答弁の影響を認め、改ざん前の決裁文書に安倍昭恵首相夫人の名前が出てくるのは「総理夫人だから」と重大答弁をしたと強調。昭恵夫人の関与があったからこそ財務省が異常な土地取引を正当化し、公文書を改ざんしてまで隠蔽(いんぺい)しようとしたのではないかと指摘しました。ごみの撤去費用についても業者が「事実と違うことを報告書に書かされた」と証言しているとし「これまでの政府の説明がすべて崩れ去ることになる」と強調。27日の佐川宣寿前理財局長の証人喚問は「真相解明の第一歩で入り囗にすぎない」として昭恵夫人を含む全関係者の証人喚問が必要だと述べました。
小池さんは、自民党大会で安倍首相が憲法改悪に執念を見せ、自民党が「自衛隊を保持する」との9条改憲案を示している危険性を告発。「憲法9条を完全に骨抜きにし、海外で何の制約もなく戦争できる国にすることを許してはならない」と厳しく指摘しました。
自民党の虚構の多数と憲法を守らない安倍政権には改憲を語る資格はないとのべ、「改憲発議を許さないために力を合わせよう」と訴えました。
春を呼ぶ「共産党の風」吹かす
公文書改ざん、9条改憲など安倍政権に国民の怒りが高まるなか、3月26日、日本共産党札幌豊平・清田・南地区委員会は清田区で「安倍政権退陣」の緊急宣伝キャラバン。畠山和也前衆院議員、吉岡ひろ子清田区市政相談室長が区内10カ所で街頭演説。柔らかな春風のなか「日本共産党の風」を吹かせました。
西友清田店前では約30人の支持者が2人の演説に