子ども食堂」に行きました。玄関前には「かば亭」と書かれた手作りの看板が置かれていました。受け付けをして、豚汁、カボチャの煮物などをよそってもらって、頂きました。
隣のテーブルには3人の男の子たちが、ワイワイと楽しそうに食事をしています。
食事のあと奥の和室を覗くと、ボールで遊んでいる子が「受け取ってぇ」と私に声をかけます。
「相撲しよう」という子もいましたが、本物の相撲でなくてホッとしました。力士の折り紙を箱に乗せて勝負する「折り紙相撲」でした。あやとりをしている子もいました。
子どもだけで来ても良し、親子も良し、私のように地域の大人も良しの「子ども食堂」は、「食」を通して地域の子どもを見守る交流の場として期待もされています。
ところで自民党と公明党が総選挙であれだけ叫んでいた「教育の無償化」。ここへ来て自民党は改憲案に「無償化」を明記せず「教育環境の整備」に留める方向で検討するとのこと。その理由は「財源確保の見通しがたたない」から。「何をいまさら」と怒りがこみあげます。本気でもない「公約」を並べ立てた無責任さは許されません。
子育ての問題を、票集めの手段としか考えないアベ政権には、家族に食事も作ってもらえない子どもの存在が目に入らないのか。
(11月29日記)