Since 2007/03/08
カウンタ

日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
〒004-0832
札幌市清田区真栄2条1丁目8-7
TEL:
011-888-6777
FAX:
011-888-6776

WEB「清田区新聞」

TPP(環太平洋連携協定)

の影響に驚きの声 

4革新懇が講演会

紙議員「断念させよう」

TPPに参加した場合の国民生活への影響を話す紙議員と、話を聞く講演会参加者
TPPに参加した場合の国民生活への影響を話す紙議員と、話を聞く講演会参加者=24日夜、白石区民センター

24日、白石区民センターで講演会「TPPと国民生活」が開かれ、日本共産党の紙智子参院議員が講演しました。厚別、白石、豊平、清田の4区の革新懇が共同開催したもので、155人が参加しました。

北海道農業協同組合中央会の飛田稔章会長から連帯のメッセージが寄せられました。

紙議員は「TPPは秘密交渉であり、情報が入ってこない」と指摘。「マスメディアが推進論ばかりの中、TPPに反対する国民の運動で『国論を二分』まで持ってきた」と強調しました。

「医療分野に米国の営利企業が参入して、高額自由診療の病院が増え、公的医療保険で受けられる医療は最低限になる」という日本医師会の発表や新聞記事を紹介した紙議員は、TPPに参加した場合の国民生活への影響について「農林水産業、食、医療、労働など多岐にわたる」と説明。会場からは「えー」「それはひどい」と驚きの声が上がっていました。

紙議員は「TPP参加を断念に追い込むには、新しい分野も含めて一点共闘を広げていくことと、国会でTPP反対の議員を増やすことが大事です。一緒にがんばりましょう」と訴えました。

講演会で発言する森つねとさん
講演会で発言する森つねとさん=24日夜、白石区民センター

参加者からは、TPP反対への思いや食の安全への不安が出されました。

日本共産党からは森つねと道3区国政対策委員長、鈴木龍次道5区国政対策委員長も参加。森さんは、赤旗記者として取材した農民の声を紹介し「TPP参加を阻止するためにも政治を変えたい」と

ページ先頭へ


正社員が当たり前のルールを

はたやまさんら宣伝キャラバン

領土問題などについて訴えるはたやまさん、森さんと吉岡さん
領土問題などについて訴えるはたやまさん(中央)、森さん(左側)と吉岡さん(右側)=20日、市住北野団地

日本共産党のはたやま和也道政策委員長(衆院道比例候補)と森つねと道3区国政対策委員長(同3区候補)は20日午前、清田区で宣伝キャラバン。区内4カ所で街頭演説を行いました。

最初の街頭演説となった国道36号線沿いのスーパー前では後援会員や買い者客など20人が両候補の演説を聞きました。

吉岡ひろ子党清田区市政相談室長の司会でマイクをとった森さんは、仕事がなく生活苦から自殺も考えたという青年のことを紹介しながら、二人に一人が非正規雇用という青年の実態を告発。「大企業がため込んでいる内部留保を還元させ、正社員が当たり前の社会のルールをつくろう」と訴えました。

はたやまさんは、尖閣諸島など領土問題についての日本共産党の見解を紹介。尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本の領土であるということを明確に国際社会に発信していくことが大事だと強調。領土問題を解決させるためにも日本のかつての侵略戦争にたいする真摯(しんし)な反省が必要だと述べました。また、消費税に頼らなくても社会保障を充実させ日本経済を立て直すことができるという日本共産党の経済提言を紹介し、来るべき総選挙での支援を訴えました。

両氏はこのあと里塚市住、北野の市住とスーパー前で演説。バス停でバスを待ちながら演説を聞いていた60代の女性は「年金生活に入るので、消費税増税は困りますね。いまの政治はさっぱりわからない」と語りました。また里塚団地に住む83歳の男性は「民主党に期待してたんだけど、まったくだめだったね。原発やめると言えないのはおかしい。共産党に頑張ってほしいね」と言い、北野団地に住む20代の女性は「いま仕事がないです。民主党の政治も自民党と同じでしたね」と語っていました。

ページ先頭へ


「森さんがんばって」

清田区の女性がつどい

森さんを囲んで交流した「女性のつどい」
森さんを囲んで交流した「女性のつどい」=20日

清田区の日本共産党女性後援会は20日、森つねと道3区国政対策委員長(衆院道3区候補)を迎え「女性のつどい」を開きました。約30人が森さんの話を聞き、交流しました。

吉岡ひろ子党清田区市政相談室長が札幌市の9月議会の課題について話したあと、森さんが入党のいきさつに触れ、「いかに学ぶか、いかに生きるか」と悩んでいたときに大学前で拾った一枚の民青同盟のビラがきっかけで社会や政治を考えるようになりやがて入党したと語りました。そして赤旗記者として取材で出会い、本音で話してくれた道内各地の農民、漁民、若者や原発事故避難者らの声に応えようと立候補を決意したと話しました。

消費税問題や原発問題なども熱く語り、参加者から「若いのに頼もしい。日本の未来は明るい。がんばって」「優しさと話のわかりやすさは立派」と期待の声が相次ぎ、「来るべき総選挙で押し上げよう」と一同、決意を固めました。

ページ先頭へ

コラムコラム「清風」

清風子は最近体調不良でしばしば休むが、金曜道庁前行動に家人はほぼ「皆勤」。子や孫の世代に原発を残してはならないとの思いからだ▼原発推進勢力は必死の巻き返し。北海道でも「電気の安定供給」と称し経済4団体が道知事に泊原発の再稼働を要求。道経連の会長は言わずと知れた北電の元社長。「いのちよりもうけが大事」を隠しもしない▼財界やアメリカに脅されて野田内閣は後退に次ぐ後退。いまゼロへ舵を切るか推進かの綱引き状態だ▼倉本聰、雨宮処凛、鎌田慧氏らの呼びかける「さようなら原発」1万人集会がもうすぐだ。1万人を超えたい。この綱引きに勝ち切るために成功させたい。少子も足をさすりつつそれに行く。(S)

「清田区新聞」12年09月30日付より