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日本共産党
清田区市政相談室
(吉岡ひろ子事務所)
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吉岡ひろ子のエッセイ「お元気ですか」

アカツメクサ

捜し物をしていたら、書類の間から白い封筒がでてきました。

封筒の中身はアカツメクサの押し花です――。

昨年の夏、私たちはアンケートつきの「札幌市政だより」を区内に3万枚ほど配ったのですが、里塚に住むSさんから、大きな字で書き綴った4枚の手紙が届きました。

「初めまして、今回初めてチラシが入ったので、すぐ書いています。…自民党・公明党の横暴にはこれ以上ついて行けません。共産党、何とかしてください。だらけきった日本を直してください。今、俺は57才の夏から透析になって65才です。連れ合いは去年から脳梗塞で今入院しています。かろうじて生活保護で生活できる。それが現実です。…共産党、頑張ろう、頑張ろう、日本の政治をなおしましょう。」

昨年10月の「清田区元気まつり」に初めて参加したときに、ポケットから白い封筒を出し、ほほえみながら、アカツメクサを「縁起のいい物だから…」と、手渡してくれたことを思い出します。

冬には、何キロもある鷹の置物を、事務所に持ってきてくれました。

元気だった頃は長距離トラックの運転をしていたSさん。アイヌ民族の言われなき偏見のもとでも、実直に生きたSさんは5月逝去されました。

色んな方の願いを胸に、来春の市議選に臨みます。

あと9カ月。

「頑張ろう、頑張ろう――。」

(07月09日記)

「清田区新聞」14年07月13日付より