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清田区の日本共産党後援会は11日、満開を迎えた梅の花と、抜けるような青空のもと、毎年恒例の「梅見会」を開催。例年を大きく上回る43人が参加し、吉岡ひろ子党清田区市政相談室長を来年の市議選で必ず市議会に送り出す決意を固めあい、楽しく交流しました。(写真上)
田中秀夫後援会長は安倍政権の暴走のもとで来年の地方選挙の意義を強調。「私たちの最大の課題は吉岡ひろ子さんを市議会に送り出し、最高時議席を回復、全国的には地方議員数第1党を奪還し、日本共産党の第3の躍進の波を現実のものとすることです」とのべ「すべての活動を選挙勝利へと結実させましょう」と訴えました。
吉岡ひろ子さんは区内をまわり多くの市民の声を聞く中で、「介護保険制度の改悪でサービスを受けられなくなって生活ができない」という悲痛な声、特養護ホームの待機者が解消されず、行き場を失った人たちが狭い部屋に多人数を押し込める劣悪な「施設」に「入居」させられている実態などを紹介。「人が人として尊重されない社会、それを放置している政治や行政を変えます。隅々に満ちている人々の声を政治の場に届けます」とのべ、「みなさんの力をお借りして必ず市議会に行きます」と決意を語りました。
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は11日午前、「梅見会」に先立ち、平岡公園梅林入口で街頭宣伝をおこないました。(写真右)
吉岡さんらが安倍政権の「集団的自衛権」容認、「解釈改憲」の危険な暴走政治を厳しく批判。「憲法9条を守り抜きましょう」と訴えました。
清田区の日本共産党後援会と吉岡ひろ子清田区市政相談室長は13日朝、地下鉄南郷18丁目駅頭で通勤客らに志位和夫日本共産党委員長を迎えて6月15日に開催される「日本共産党演説会」へのお誘いを中心として街頭宣伝をおこないました。後援会員5人が参加。演説会参加を呼びかける「ほっかい新報」号外ビラを配布しました。
後援会幹事の多田和夫さんは、安倍政権の「集団的自衛権」容認問題に触れ、「まるで自分の考えを『憲法』の上に置く。これでは『立憲主義』を投げ捨てて国の根幹の制度をなんでも政権の意のままにしようとするものに他なりません」と厳しく批判。「『集団的自衛権』の名のもとに、若者を、人が殺しあう海外の戦争に送り込むことを可能とするたくらみは絶対に認められません」と幅広い反対の運動を呼びかけました。
吉岡ひろ子さんは、地域での生活相談活動や地域訪問で「介護保険の改悪でサービスを切られ暮らしていけない」などの声や、特養ホームが足りず、高齢者が劣悪な施設に入居させられている実態を紹介。「人として尊重される社会、政治を作るためがんばります」とのべ、来たるべき地方選挙への決意を表明し、「日本共産党演説会」への参加を呼びかけました。
6月15日に志位和夫委員長を迎えて開かれる「日本共産党演説会」の参加者の便のため、清田区の日本共産党後援会は連絡バスを運行することにしました。
料金は往復で500円を予定しています。
後援会は、乗降場所や詳しい時刻表は改めて公表することにしています。
道内でも被害が拡大している「豚流行性下痢(PED)」対策について、日本共産党の真下紀子道議は9日、高橋はるみ知事に迅速な対応を申し入れました。
道農政部によると7日までに森、美瑛、赤井川、栗山、上川の5町村の養豚場で3万1千頭の豚がPEDに感染し約6000頭が死んでいます。
真下道議は対策として①感染原因と拡大ルートの早急な解明②ワクチンの円滑な供給体制の一刻も早い確立③と畜場や農場、出入りするトラックなどの防疫体制に万全を期すこと④融資制度などの経営支援を強化し、倒産・廃業を防ぐこと―などをあげ「感染拡大や経営への影響は深刻。早期鎮静化に向け迅速な対応を」と要請しました。
道農政部の梶田敏博次長、多田輝美食の安全推進局長らが応対。道のまん延防止対策会議の内容に触れ、道内では16年ぶりで、この2年間はワクチン接種件数がゼロだったことを紹介。感染・拡大経路の解明とワクチン確保方針を説明しました。
真下道議が要請した③と④については「道としても国への要請を検討しているところ」とのべ、「まん延防止に万全を期したい」と応じました。
大林宣彦監督と芦別の人たちが作製した映画『野のなななのか』を観た。死亡した主人公の魂がまだこの世をさまよっている四十九日(なななのか)までの間に、死者と彼に連なる人々が様々に語り合う、不思議でミステリアスな映画である▼ピカソはスペイン・「ゲルニカ」の戦渦を具象画で描かなかったことで、惨劇を風化させず永遠の記憶にとどめた――と大林監督。『野のなななのか』は「シネマのゲルニカです。それがこの作品を理解するヒントです」という▼映画の中で、戦争と平和、原水爆、3・11、原発、高度成長と過疎化など、重い問題が様々に語られる。それこそ「風化させてはならない」というメッセージなのだろう▼人口は減ったが「心までは過疎にならない」――芦別の人たちの思いが伝わる。(倉)
「清田区新聞」14年05月18日付より